第六回 家政学「料理とお酒の楽しみ方」 2006年2月15日
会場:神戸酒心館ホール
講師:さかばやし店長 酒ソムリエ
湊本 雅和 氏
講義内容:日本酒のいいところ/幅広い料理に合う理由/料理とお酒の相性/お酒を楽しむ順序/温度の違いによる日本酒の味わい
阪神淡路大震災でそれぞれ倒壊した「福寿」と「酒豪」という銘柄を持つ蔵元同志が力を合わせて再出発した「神戸酒心館」は、音楽・伝統芸能などのイベントのほか、様々な催しを連日行っている旧酒蔵を修復した木造の「神戸酒心館ホール」や、自家製豆腐を始めとする旬の料理を蔵元の旬の酒で楽しめる「レストランさかばやし」や、「酒心館ギャラリー」を併設する大人の文化道場といった趣があるところだ。今回はその「神戸酒心館ホール」が会場です。講師は「レストランさかばやし」の店長で、日本ソムリエスクール神戸校の講師やワインカレッジの講師をされてきた、自称「酒ソムリエ」の湊本氏だ。
講義の前に神戸酒心館のオーナー安福氏から、低迷している日本酒にも明るさが戻ってきたことや、今後この灘の酒大学を卒業した皆様が周りの皆さんにアピールしていただくことで日本酒は元気になる(全くその通りですね BYヒデ)等々・・との挨拶があった。
それでは講義の一部をご紹介しよう。
<料理を美味しく楽しむための工夫>
■日本酒のいいところ
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日本の気候に合っているお酒 |
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地元で捕れた物を地元の人が地元の材料で造った酒で味わう。このことは、長い時を費やして料理と酒のどちらかが歩み寄り、良い相性を探ってきたはずなので美味しいはず。 |
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四季折々の楽しみがある |
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日本酒は温度で味が変わる、世界でも稀有な飲み物。
夏は冷して、冬は温めてと、いろんな温度帯で楽しめる。 |
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雪冷え(5℃)から飛切燗(55℃) |
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幅広い温度帯で味わえる日本酒。こんな飲物は世界中どこを捜してもない。 |
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幅広い料理に合わせやすい |
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和食に限らず、いろんな国の料理を日本風にアレンジした料理にも合わせることができる酒である。 |
■幅広い料理に合う理由
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香りが控えめ……………… |
ワインのように香りがでしゃばらない。 |
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酸味が穏やか……………… |
白ワインのソービニヨンやリースリングのような強い酸がない。 |
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幅広い温度で楽しめる…… |
他の酒にないプラスイメージがある。 |
※ 香りや酸味が弱いという、一見マイナスイメージに思われるけれども、料理に合わせるとなるとプラスイメージに変わる。
■料理とお酒の相性
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味わい…………… |
甘味、塩味、酸味、苦味、旨味がある。この五つの味が組み合わさって味は表現される。渋味と辛味は味ではなく、刺激である。なお、旨味は国際用語として定着している。 |
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香り……………… |
味わいの中で香りの占める割合は80%で、後の20%が味といわれている。食べ物の違いを認識する場合、ほとんど香りで区別している。同じ甘さのものでも瞬時に頭に浮かぶのは、形でも文字でもなく、漠然とはしているが香りの違いである。 |
■お酒を楽しむ順序
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軽やかな味から重厚な味へ |
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淡麗な味わいから旨味のある味わいへ |
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冷たいお酒から温かいお酒へ |
■温度の違いによる日本酒の味わい

今回の講師・湊本氏は、ソムリエスクールの主任講師などをされていることもあり、講義がとても分かりやすかった。例えば、レストランでどのような酒を頼めばよいか?あるいは家で刺身や鍋をするときにどんな酒を選べば良いか?
具体的には、ロックフォール(青カビ)とソーテルヌ(貴腐ワイン)、イカの塩辛と生元酉造り酒は相性が良いといったことや、生牡蠣と赤ワインを美味しく食べ合わせる方法など、美味しい話が盛り沢山の講義であった。
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さて気になる新人君のテスト結果ですが・・・・・・
● 浜福鶴吟醸工房でのロ利酒テストは・・・50点
●ヒデさんの筆記試験は・・・・・・ 62点
でした。
さてさて、講義も終わって、1週間後。
「今回も張り切ってテストしてもらいましょうか。」
気になる問題はこちら→ テスト問題を見る
前回のテストの解答
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● 酒心館ホールの催(近日)
「日本酒や酒粕がどんなに身体によいか、お話しましょう」
2006年 3月18日(土)
講師:秋田大学名誉教授・水俣市助役 滝澤 行雄 氏
第4回“日本酒のある風景”絵画コンテスト
2006年 5月1日(月)〜7日(日)M神戸酒心館
2006年 5月9日(火)〜21日(日)富久錦M
2006年 7月15日(土)〜30日(日)灘菊酒造M
● 東明蔵(酒・食品の販売)
営業時間 AM10:00〜PM6:00
● さかばやし(飲食店舗)
営業時間 AM11:00〜PM2:30
PM5:00〜PM10:00
休館日 正月1,2,3日を除き年中無休
駐車場 乗用車60台、大型バス5台
入場料 無料(イベントホールの催し物は有料)
詳しくは Eメール:info@shushinkan.co.jpにお問い合わせください。
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