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ヒデさんが灘、伏見の大手蔵を突撃取材!!
各酒蔵のこだわりのお酒や製法をご紹介します。

 第3回 黄桜酒造
 第4回 大関
 第5回 辰馬本家酒造 
 第6回 宝酒造
 第7回 月桂冠
 第8回 沢の鶴
 第9回日本盛
 第10回 白鶴酒造  

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酒造りの用具も今と昔とでは違うと思うのですが。
勿論当時は精米機などなかった訳ですが、精米は白米の歩留まりから88%位に磨いていたとわかりますので、精米方法を工夫して88%に再現しました。絞りは醪を木綿や麻の布に入れて舟(ふね:木製の船型の容器)に入れ、てこの応用で天秤棒に石の重りをつるして絞っていたようです。

気になる味の方は?
トロリとした甘味としっかりした酸味があり、とてもコクがありますが、後味は意外なほどしつこくないですよ。

江戸ッ子たちは、蕎麦屋や居酒屋などで一杯飲っていたようですけど、 食との相性はどうだったのでしょう?
関西のうす味と違い関東のおダシは濃かったので、コクのある酒とはマッチしたのではないでしょうか。

最後に、この酒のお勧めの飲み方を。
そうですね、和風なら「豆腐よう」、洋風なら「ゴルゴンゾーラチーズ」などを肴に、オンザロックや湯割りか、そのまま少し冷やして食後酒にいかがでしょう。

「江戸元禄の酒」


取材の後に、その「江戸元禄の酒」を土産に頂戴してルンルンで王国に戻った私でした。その日の夜がどれだけ待ち遠しかったかはお察しできますよネ。

何、「どのように味わったか」ですって?こちとらは関西に住んでおりますので、江戸っ子(東京人)のように、濃ゆ〜いダシの蕎麦で一杯というわけにはまいりません。

売店の中でこの「江戸元禄の酒」が購入できます。

やむなく、小西酒造から伺ったお勧めで試してみました。イタリアのブルーチーズのゴルゴンゾーラを肴にオン・ザ・ロックで・…ちびり…ちびり。

「昔は氷なんて無かっただろう」ですって?いンや、氷室(ひむろ)といって冬の氷を保存する室がちゃんとありましたですゾ。勿論一般の庶民のお口には入りませんでしたけどね。初夏の暑気払いに、まあ、将軍様になった気分で味わいヤした。それはそれはベリー・グッドな味でした。皆さんも機会がありましたら是非お試しあれ。

※氷は大変貴重なもので、冬の氷を氷室と呼ばれた藁拭き家で保存し、旧暦六月一日に江戸の将軍のもとに献上していた。遠くは金沢、富士、奥多摩から猛スピードで運ばれていたと言われる。


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