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| ヒデ: |
黒麹造りに着目されたのはどうして? |
| U氏: |
三年前、焼酎ブームがあり、中でも黒麹が脚光をあびていたので、清酒に応用できないかと考えてのことです。弊社では九州に黒壁蔵という焼酎蔵の設備を持っており、黒麹造りのノウハウもありましたからできました。開発にあたっては、小容量の容器(試験管など)に何百種類ものサンプルを造り、消去法で絞り込んでいきました。 |
| W氏: |
焙炒造り<生酒>の瓶色が黒瓶でしたので、見た目のイメージも合うかと思いました。 |
ヒデ: |
黒麹四段とはどのような仕込み方ですか? |
U氏: |
普通の清酒は黄麹で三段仕込みをしますが、この商品は、四段目に黒麹でもう一度仕込みます。黒麹菌は泡盛などに使用されるもので、体に良いといわれるクエン酸を多くつくり、後味の良いスッキリした辛口の酒質に仕上がります。 |
ヒデ: |
開発にあたり苦労された点は? |
U氏: |
黒麹菌と黄麹菌が混ざらないよう、殺菌室を設けるなどの微生物管理が大変でした。 |
ヒデ: |
昨年発売され訳ですが、手応えはいかがですか? |
U氏:
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現在、年間二百万本出荷しています。先の焙炒造り生酒の時の三百万本が目標です |
お話を伺っている途中、いま充填ラインが動いているので見学に行きませんか?ということなので、皆で見学に。
全国に六工場ある内、西日本の基幹工場であるこの伏見工場は、清酒、みりん、カンチューハイの製造、製品充填を行っているとのこと。清酒は毎日使う酒米が四十二トン、一日に八百石を造るという(小さな蔵の一年分の量だ)。なお、環境への配慮から、フォークリフトと社用車にCNG(天然ガス)を利用、燃料も全てガス化しているそうだ。
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| 一升瓶の充填機一分間に二百二十本も瓶詰めでき、金箔なども一緒に充填できるとか。 |
充填ラインでは上撰清酒の一升瓶の瓶詰めが行われていたが、巨大な装置でビール工場を思わせるものだった。それよりもっと驚いたのは、ラベルやキャップやダンボール等を供給するストック倉庫である。この装置は自動車産業で使用されている倉庫システムだそうで、すごいスピードで必要量を出し入れしていた。(W氏も初めて見学したとかで感嘆の声をあげておられた)
見学を終え部屋に戻り、「祝彩・純金箔入・超特撰・吟醸」を土産に頂戴して伏見工場をあとにした。一足早く正月気分が味わえそうだ!? |