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ヒデさんが灘、伏見の大手蔵を突撃取材!!
各酒蔵のこだわりのお酒や製法をご紹介します。

 第3回 黄桜酒造
 第4回 大関
 第5回 辰馬本家酒造
 第6回 宝酒造
 第7回 月桂冠
 第8回 沢の鶴
 第9回 日本盛 
 第10回 白鶴酒造


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ヒデ:
新しい機器の導入にはリスクを伴うと思いますが?
N氏:
失敗を重ねることで学ぶことがあります。ただし技術がしっかりとしていれば、取り返しがつかないような大きな失敗はしないと考えていました。例えば、酒母造りでなかなか発酵しなかった事があり、タンクの真中に波板を巻いたものを入れて酒母を真中でゆったり育てる工夫をして解決したことがありました。
ヒデ:
随分ユニークな酒も造っていますね
N氏:
蔵が始動し始めたら色んな要望がきましたけど、営業から来た企画は断ったことがありません。生もとや山廃造りは営業に要望される前にあらかじめ造れる用意はしていました。
ヒデ: 白壁蔵では何名で酒造りをされているのですか?
N氏:
杜氏一名、蔵人十名、技術師三名、計十四名です。
ヒデ: エ〜、一万石(一升瓶で百万本)もの難易度の高い酒をたった十人足らずで?
N氏:
新人の間は二年間配置換えせずにじっくり酒造りを覚えてもらい、その後係りを決めて、一人で持ち場を担当できるようにしています。例えば、精米担当は一人で一時間三トンを管理しています。一人一人の責任は重いですが、やりがいを感じているようです。従業員皆が杜氏になりたいなんて言っていますよ。
ヒデ: 将来が楽しみですね。

西村工場長自ら懇切丁寧に案内していただき、見学を終えて外に出た時にはもう日が暮れていた。

西村工場長は、昭和五十七年に米国宝酒造の起ちあげに参加し、平成三年には年間二十万石の伏見工場・四季蔵の建設に携わり、平成十三年にこの灘工場・白壁蔵の蔵づくりを設計段階からされた、いわば蔵づくりのプロともいえる方だ。西村工場長と三谷杜氏とで、酒造りの理想形ともいえる白壁蔵からどのような酒が生み出されるか、今後が楽しみだ。

松竹梅白壁蔵「山廃特別純米・氷室蔵三年甕貯蔵」を土産に頂戴し蔵を辞す頃には、白壁蔵の上に星が輝いていた。

 

 

三谷米(三谷杜氏自ら栽培した米)もありました
巨大な蒸米機(独自に改良しているとのこと)
この浸漬装置も独自の工夫がなされています。

メーカーと共同開発した製麹装置(直径7mあるが原理は蓋麹造りと 同じで薄盛りをしているとのこと)

製麹機の内部
ジャケット(温度調整できる外周)を着た発酵タンク
最新鋭の圧搾機
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