|
ヒデ: |
開発の経緯は? |
| 澤本さん: |
「米ぬか美人」という商品は1987年から販売しています。初め「洗粉」という糠を使ったパウダー状になった洗顔料の一品から始めました。その後、好評につき化粧水、モイスチャークリーム、シャンプー、トリートメント、洗顔クリーム、ボディーシャンプー、クレンジングと周囲のものを広げていき、現在は入浴料までいってしまいました。シミ・ソバカスを防ぐ美容液や紫外線をカットするスキンケアなどのオプショナル商品も含め、皆お客様の要望により広がっていき、ほぼフルラインナップになりました。 |
| ヒデ: |
男性でも使えるのですか? |
澤本さん: |
使っている方がいらっしゃいますよ。知り合いに美人エッセンスを購入される男性がいて、はじめ奥様が使っているのかと思っていたら、ご自身のシミが気になり使っているそうで、しつこく塗っていたらシミが消えたといっていました。この商品は最近人気でして、よく売れています。 |
植田本部長
(以下U氏): |
最初は酒屋の奥さんに気に入っていただきました。当時の酒屋さんは宅配をしていましたから、冷凍食品を売ったりしており、奥さんから「あんたこれ売っといで」といわれて持っていったら、結構注文がきて、それがきっかけになりました。上撰の一升瓶一本¥1,800で重量があるのに比べて同じ価格の洗顔クリームは軽くて沢山持っていけるし、こっち売ったほうが面白いやんということで扱われはじめました。また、酒屋さんでしか入手できないということも口コミ効果を生み、評判を呼んだようです。 |
ヒデ: |
これらの商品はどこで購入できるのですか? |
澤本さん: |
現在はドラッグストアなどに置いています。それとは別に通販専用のシリーズ商品もあります。NS-K(日本盛酵母エキスの略)シリーズといって日本酒酵母より抽出したNS-K酵母エキスを化粧品に配合しています。日本酒造りの蔵人さんの手がツルツルしていることにヒントを得て生まれたものです。1999年に通販を始めました。 |
ヒデ: |
手応えはいかがですか? |
U氏: |
全く違う世界に飛びこんだという感じでした。日本盛は酒を飲まれる方に知られているブランドですが、日本盛の化粧品は酒を飲んだことがない方も購入されますから、二手に分かれていっている感じですね。 |
ヒデ: |
お客様の年代層は? |
澤本さん: |
平均をとれば五十代ですね。他の化粧品との違いは八十代の方もいらっしゃる点ですね。「孫にお肌がきれいになったと言われました」といった葉書も沢山いただいています。 |
U氏: |
アトピーの方やお肌の弱い方にも愛用されています。ヘアシャンプーを使っていて毛が生えてきたとか、抜け毛が少なくなったという方もおられました。 |
ヒデ: |
私の髪の毛をごらんください。私もここ5年くらい御社のシャンプーを使っています。白髪が無いでしょう(笑)。それに抜け毛も少なくなりました。 |
澤本さん: |
肌にも環境にもやさしい米由来成分を用い、それ以外にも植物エキスの有効成分を使用しているからでしょうね。 |
S氏: |
「自然」というテーマは、創業百年を迎えた時からのコンセプト「健康」「自然」「新鮮」というキーワードの一つです。そもそも米ぬか化粧品は一人の男性営業マンのアイデア提案によるものでした。私が研究室にいた当時、一人の新入社員の女性が入ってきたので、彼女に白羽の矢が立ち研究がはじまりました。男では解りませんからね(笑)。ピカソ美化学研究所と取り組んで完成させたものです。 |
U氏: |
先月、百貨店でデモンストレーションの実演をしたら、新聞にも取り上げられました。清酒メーカーがファンデーションまで手がけているというので、すごい反響でした。最近アジアンテイストがブームでしょう。初め海外の化粧品を使っておられた方が試されるのも、新鮮に感じるからでしょうね。煉瓦館のセルフエステなどでも人気です。 |
ヒデ: |
海外にも輸出されているのですか? |
U氏: |
アメリカにも輸出しています。アメリカ市場だけで売上が一億あります。ビバリーヒルズのビューティーショップにも置いていますよ。ハリウッドの有名女優も愛用しているようです。今年の夏からは台湾にショップ展開する予定です。 |
ヒデ: |
最後に、今後の展望をお聞かせください。 |
U氏: |
この四月から、ファンデーションを数種類発売しました。「米ぬか美人しっとりファンデーション」は乳液・化粧下地・ファンデーション・紫外線カットを兼ねた便利なクリームタイプです。また「NS-Kスキンケアファンデーション」はリキッドとパウダーがあり、カラーはオークルとナチュラルの2色です。今後もお客様の要望にあった商品の展開を視野に入れていこうかと考えています。 |
ヒデ: |
本日はありがとうございました。 |