朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってきた今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか。
暦の上では、霜降を過ぎ、ようやく1年で一番気持ちの良い
季節、秋がやってきました。
先日巷で話題となっていた絵画展を見るべく
久しぶりに京都まで足をのばしてきました。
その絵画展の予告チラシを見た瞬間
身体に衝撃が走りました。
輝く黄金色の背景の中に、堂々とそびえたつ1本の太い檜。
大地にどっしりと根をおろし、天地をも掴みかからんばかりに
その枝をあたり一面に伸ばしています。
何たる存在感、何たる迫力!
最近の何かもやもやっとした、不安定な波に揺れ動く日本社会では
めったにお目にかかれない生き生きとした
躍動感あふれる絵画でした。
「あの檜を見に行こう!」
これが狩野永徳作 国宝「檜図屏風」との出会いでした。
「信長さま、秀吉さまご推奨!天下をとった絵師京都に見参。」
「怪物絵師30日間京都に降臨!」など、超ど派手なキャッチコピーが
飛び交っていたこの特別展。
「狩野永徳」(~11/18迄)
安土桃山時代に大活躍した天才絵師の代表作が
京都東山七条に一堂に集まっていました。
展示されている屏風、襖は安土、桃山時代の権力者好みで、
勇壮、壮麗、豪華絢爛。
墨絵にいたっても、永徳の情熱、気迫が余す所なく
縦横無尽に走り回っていて、その迫力には思わず息を呑みました。
梅、松、檜の大木はまるで意思を持っているかのように
巨大な蛇の如く四方八方に、根や梢をめぐらせます。
けれども、永徳は大胆さと同時に非常に細やかな気性の
持ち主のようで、随所随所に描かれている、鳥や蝶、蜻蛉などの
小動物、花々は驚くほど緻密です。
特に6曲1双から成る「花鳥図押絵貼屏風」は12枚の
小さな押絵は、春夏秋冬の草花に小鳥や虫達が
実に細やかに美しく、可憐に描かれていました。
まさにこの時代は、狩野永徳の絵のごとく
日本画にとっては「黄金」の時代だったのですね。
安土桃山時代の豪華で、血潮たぎるような”熱い濃い”
息吹を感じた特別展でした。
永徳の可憐な花鳥画に影響を受け
久しぶりにお花をいけてみました。
ちょっと秋らしくシックに

【おまけ】
ミモザが大好きな京都の錦市場では、秋の味覚で溢れていました。
今はなんと言っても松茸!
お値段は・・・・・これまたため息が出そうなものでした。
誰の口に入るんだろなぁ。
(悔しいのでお昼は奮発して松茸ご飯を食べました、ちょろっとですが)
投稿者: ミモザ姫 日時: 2007年10月29日 15:15
ミモザ姫お元気ですか?
「狩野永徳展」観て来られたのですね!
ヒメジオンは大好きな「いわさき ちひろ絵画展」を京都に見に行き、
ついでに三十三間堂まで行ったのですが、隣で「狩野永徳展」が開催されているのを横目で見て帰って来ました。
派手な宣伝をしていましたが、人出も凄くて並ぶ元気もありませんでした。
ミモザ姫の迫力あるブログを見て、残念な気がしました。
「芸術の秋」いいですねぇー!癒されますねー、元気でますねー。
2007年10月29日 15:15に投稿されたエントリーのページです。
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