姫達の徒然日記 姫のそぞろ歩き お酒のさかなレシピ お酒モニター日記 座談会
早春の丹波篠山を行く!

春一番が吹き、春の兆しが少しずつ見え始めた今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか。

庭の白梅の蕾も少しずつほころび始めました。
陽気に誘われ、ふわっと開花。


08-03-02_17-38.jpg

梅と言えばやはりこの歌が出てきます。
「こちふかばにほひおこせよ梅の花
 主なしとて春な忘れそ」


まだ少し寒さが残るこの季節に他に先駆け
咲き始めた梅は清らかで、美しいです。
大宰府に流された菅原道真公が、旅立つ日に
見られた梅の花はきっと胸がしめつけられるほど
美しかったのでしょうね。


先日、小春日和の丹波篠山に美術展を見に出かけました。
丹波篠山と言えば、焼き物の里であり
今回お邪魔した美術館の周囲には立杭焼きを
扱う窯、お店がたくさん軒を並べていました。


訪れたのは、兵庫陶芸美術館。
周囲を丹波の山々に囲まれ、建物にも
木がふんだんに使われ、とても気持ちの良い美術館です。


P1000085.JPG

美術館外観


%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E4%B8%AD.JPG

美術館内部


「青磁を極めるー岡部嶺男展」 (この特別展は3/2で終了)

戦後の日本陶芸界において、独創的な造形力で、鮮烈な印象を
残した岡部嶺男の回顧展です。

実は、私も岡部嶺男という陶芸家の名前は、この時まで
全く知りませんでした。
今回母が珍しく、見に行きたい美術展があるから調べてほしい
と言ったので、色々調べていくうちに、いつのまにか私の心をがっちり
捉え、丹波への旅へと誘った次第です。

初めて目にした、岡部氏が制作した陶器を目の当たりにして
「すごい・・・」の一言でした。
どの陶器もあふれんばかりの生命力を放っているようで
展示室内は作家の強烈な気迫に満ちていました。

何よりも一人の陶芸家が織部、志野、黄瀬戸、灰釉、鉄釉、
そして青瓷(磁)と非常に広い加飾技法を用いて、
それそれ劣らず素晴しい作品を作り出した、その力量に脱帽、感服しました。

今回の注目はなんと言っても「青磁」です。
一言に「青磁」と言っても、呼称は実に幅広いのです。
例えば、
「天青」→澄み切った天空のような青さ
「月白」→月光のように淡く明るい乳白色をしたもの


美術展のポスターに使われた、1969年に制作の
「粉青瓷大砧」は色、形とも実に美しく
これを上回る青磁は世界中探し回ってもない、と断言できるぐらい
素晴しいものだと思いました。

お茶道具もとても素晴しい作品が多く、これで
お茶を点てたらどんな味になるのかなぁと
あれやこれや空想してました。
(その前に緊張して、お茶碗を落っことしそうだ)

2時間にわたる鑑賞の後は、フル回転した
脳の栄養補給の為に、楽しいお食事♪

最近、多くの美術館では集客の為に
館内レストランの充実に力を入れています。

陶芸美術館でも”食”に力を入れられているようで、
こちらのレストランでは、丹波篠山の食の幸と
器(焼き物)を2つ同時に楽しめました。


%E3%81%8B%E3%81%B6%E3%82%89.JPG

前菜の1品 篠山産かぶらのコンソメ煮


%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AA.JPG


メインのお魚料理  ハタと蛤のソテー 香草クリームソース
オバール形のお皿に緑のソースが映えます。
鮮やかな早春の色です


%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%80.JPG

季節野菜のサラダ
備前のお皿に野菜が盛られただけなのに、こんなに綺麗だなんて!
もちろん地野菜なので、濃いしっかりとした味わいでした


そして何と言っても一番のご馳走は
レストランの一面の大きなガラス張りの窓から
一望に見渡せる丹波の山並。
桜や紅葉の時期は本当に見事でしょうね。


以上 丹波篠山からお伝えしました!


投稿者: ミモザ姫 日時: 2008年02月25日 17:10

コメント (1)

ミモザ姫、そうですか丹波篠山へ行かれたのですか!
まだ寒かったんじゃないですか?
陶の郷の近くには、高校時代の同級生も何人かいますが、
ほんと山に囲まれてて不便ですが、空気は良いし、眺めは
良いし、私も好きな所です。
日本六古窯の一窯である立杭焼は地味だけど味がありますよね!
レストランでのお食事も満足されたことでしょうが、丹波篠山と
言えば、やはり「ぼたん鍋」!!
また食べに来て下さいね。 お酒も美味しい地酒が沢山ありますよ!

投稿者: ヒメジオン | 日時: 2008年03月09日 21:50

コメントを投稿

※コメントについて
コメントはこの記事内容に対する感想等を著者に伝えることを目的とするものであり、必ず公開されることを前提とするものではありません。 ただし、下記注意事項に反しない内容で、事務局にて適切であると判断されたコメントについてはサイト上で公開し、紹介させていただきます。


【コメント書き込み時の注意事項】
下記の項項目に該当しうる投稿は事務局の判断により公開しない場合があります。
1. 利用者その他第三者の著作権並びに商標権等の知的財産、名誉・信用、肖像権及びプライバシー権その他権益を侵害する情報の投稿
2. 誹謗中傷、脅迫・恐喝、いやがらせ等、利用者その他第三者に精神的苦痛を与え、または不利益若しくは経済的損害を与える情報の投稿
3. 人種、民族、宗教、信条、性別または年齢等に関する差別表現を含む情報の投稿
4. 個人情報の収集・蓄積行為
5. 虚偽の情報または事実誤認を生じさせる等の情報の投稿
6. 法律、命令、処分、その他の規制に反する内容を含む情報の掲載、あるいは違法行為を助長または勧誘する情報の投稿
7. 営利目的と判断しうる情報の投稿
8. 暴力性を含む言葉、写真、イラスト、絵画その他表現の投稿
9. 児童ポルノ、売買春にかかわる言葉、写真、イラスト、絵画その他表現の投稿
10. 猥褻性を有する言葉、写真、イラスト、絵画その他表現の掲載(なお、モザイク、ぼかしを入れた写真、下着姿等を含むものも対象に含むものとします)
11. アダルト系ビデオ・動画映像配信サイト等へのリンク投稿
12. 他ユーザーその他第三者が不快と感じうる情報の掲載、あるいは社会通念上、猥褻文章・図画に該当すると判断しうる情報の投稿
13. 選挙運動またはこれに類似する情報及び公職選挙法に抵触する等の情報の投稿
14. スパム行為、その他有害なプログラム等を含む情報の投稿
15. その他公序良俗に反することが明らかな情報の投稿



2008年02月25日 17:10に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「梅恋娘酒とにごり酒」です。

次の投稿は「さざめき」です。