・司会・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒデ
・試した「スパークリング日本酒」(300ml前後で¥500〜¥1,000)
1.一の蔵「発泡清酒 すず音(ね)」宮城県大崎市・一の蔵
2.一の蔵「花めく すず音(ね)」 宮城県大崎市・一の蔵
3.帰山(きざん) スパークリヴァン「長野県佐久市・千曲錦酒造」
4.天遊琳(てんゆうりん) 「伊勢の白酒 純米活性酒」
三重県四日市市・タカハシ酒造
5.王禄(おうろく) 「出雲麹屋 純米にごり」 島根県東出雲・王禄酒造
6.千代の亀 「銀の露」 愛媛県内子町・亀岡酒造

左から、銀の露、花めくすず音、すず音、スパークリヴァン、出雲麹屋、伊勢の白酒
・いきなり試飲
今回は、試飲会が始まるや否や、「キャー、『すず音』がある〜」との姫たちの声に圧倒されて、試飲前の印象を聞く暇もなく、いきなり試飲へと突入したのでありました。(姫たちのほとんどが発泡清酒を知っていたようです。)
そんな訳で、今回は1〜6までの発泡清酒を順に試飲していき、その感想を各自、用紙に記入してもらうことにしました。その後で試飲の感想を聞くことにして、座談会はスタートしたのでした。
・試飲中の座談風景
見習い君「これは美味しい、これだったら女性が喜ぶわ。
こんな酒あるの、皆知っているのかな?」
花梨「私知っていたよ。『すず音』は。」
すみれ「私も『すず音』は知っていました」
花梨「ワー美味しい!
これってどこで買えるんですか?」
ヒデ「百貨店とか、専門店にはありますよ。」
見習い君「この酒って、本当にお酒飲む人向けではないですよね。
焼酎でいえば、酎ハイって感じかな〜?」
すみれ「女性はきっと、最初に日本酒って聞いたって「私ダメです」って
言う人が多いですよね。そういう人が飲めば「日本酒でも
おいしいのあるやん」って気づく人もいると思うん
ですよ。扉を開くって感じで・・・。飲まず嫌いの人で、日本
酒を全然認知してなくて、ぜんぜん関係ありませんって人
でも、日本酒売り場に行ってみようかな〜と思うだけで、
だいぶ違うんじゃないかしら。」
さくら「おっしゃる通りやな〜。」
しばらくの間試飲に夢中になっていましたが、三本目の栓を開ける時に、
急に泡が吹き出し、一同「キャー」と悲鳴!
サクラ「F—1レースで優勝した時みたい。」
すみれ「私この酒を家に買って帰った時に、お店のおっちゃんに栓
の開け方を教えてもらったことがあるのよ。最初開けて、
一回目の空気が抜けたたらすぐに閉めろと聞いたことある。」
さくら「大西※のおっちゃんすごいな〜。いつもニヤッて笑って、シ
ョータイムって感じで開けるもんね。
まだシュワシュワ、ブクブクって言ってる。怒ってるって感
じ。すごいスリリング!」
(※大西:大阪市大淀区にある、立ち飲みが出来る酒屋さん。)
3分くらい経ってようやく栓が開いた時には、一同「ホーッ」とため息が出ました。
ヒデ「皆さん、カップの酒は全部飲まなくてもいいですよ。
別のカップに捨ててもいいですよ。」
全員「大丈夫です。皆、全部空けますから。」(笑)
サクラ「(4本目に)これになると日本酒って感じ。」
ヒデ「私はこっちの酒の方がいいな〜。」
全員「でしょうね、でしょう、でしょう。」
すみれ「私はこの酒好きだな。」
サクラ「プロは違うわ。(笑)」
ヒデ「F−1などでよくシャンパンを開けているけど、この手の
酒ってそんなのに使えるよね。日本のスポーツでいえば、
野球でよくビールかけってやるじゃん。」
かすみ草「あれって、全身がパリパリになりますよ。まゆの毛なども。」
一同「ワー、やったことあるの?」
かすみ草「部活で誰かが引退する時に毎回やっていました。めっちゃ楽
しいですよ。でもその会場は後でビール臭くて大変!」
ミモザ「どういうところでやってるんですか?」
かすみ草「学校で。」
サクラ「昔、しょうもないバラエティー番組で、極楽トンボが健在だ
った時、白鹿さんに行ってビールの浴びせ合いをしていま
したよね。」
花梨 「もったいない。」
すみれ「(5本目に入り)だんだん濃くなっていくよね。レベルが上が
っていくって感じ?」
ガーベラ「始めの3本はスパークリングって感じでしたよね。」
花梨 「私めちゃ熱いんですよ。汗かいてきました。回ってきまし
たね。回ってきましたね。」(どうも酔ってきたようですね)
サクラ「「すずらん」の方が赤いよ。」
すずらん「 私は「花梨」より、量は半分も飲んでないよ。」(笑)
ヒデ「皆さん、無理して全部飲まなくっていいですよ。」
最後の6本目になって、またまた泡が立ち上がり、なかなか開けることができません。

花梨 「これって全然ダメです。ムリムリ。これ皆さん16〜17度も
ありますよ。」
一同「ウワー!」
サクラ「これはカクテルとかを作るための濃さです。
(中々栓が開かないのにしびれをきらして?)酔いが醒めるわ。」(笑)
サクラ「大西のおっちゃん、すごいやん。こんなん見たことないも
ん。コーラ振ってもこんなに泡出ないもん。」
6分くらい経って、ようやく開栓した時は、3本目の時以上の大歓声が上がりました。(空気を少しづつ逃がしながら開けたのですが、後から後から泡が上がり、大変でした。)
サクラ「お疲れ様でした。これが飲めるって、達成感がありますね。」
すみれ「この瓶、ラベル変わっていますね。」
サクラ「ホントだ。プロは違うな〜、見る所が。コメントが通ですよね。」
・試飲を終えて・・・・
花梨 「私はスパークリング日本酒を飲んだことがありますけど、
美味しいですよ。今回、1、2、3、6はおいしかったですけど、
4、5は本来の日本酒って感じがして、私は苦手かな。」
ガーベラ「今回一番感じたことは、開けるのが大変だな、と思いました。
もし、買って帰っても、うまく開けることができるかどう
かな?と思いました。普段のスパークリングワインと比べ
てですけど。」
サクラ「私は大西で「すず音」を知ったのですけど、初めて出会った美味
しい日本酒がそれだったので、その時が日本酒を知るきっかけに
なりました。出会えて良かったなと思いました。
4、5はちょっときつい。修行が必要と思いました。」
もも「以前、スパークリング日本酒を飲んだ時は、何って感想は
なくって、こんなものかと思っただけでしたが、今日6種類
いただいて驚きました。これが日本酒かと思いました。
4、5はスパークリング感はありますが、日本酒だなと思いました。
1、2は是非、人に勧めたいと思いました。」
すずらん「飲む前は飲みやすいと思ったんですけど、スパークリング
と言ってもモノによって違うんだなと思いました。商品に
よっては危ないなって思いました。『すず音』は飲んだこと
があります。」
ミモザ「スパークリング日本酒は味が薄い酒というイメージがあり
今まで飲みませんでしたが、今日いただいたものの中には
味がしっかりしたものがあったので驚きました。4、6は
じっくりと友達と語る時に飲むのにいいと思います。」
かすみ草「私はスパークリング日本酒ってのは身近ではなく、4、5
みたいな日本酒メインで微炭酸ってのは飲んだことがあり
ました。1、2のすごく女性に親しみやすいのは初めてでし
た。存在すら知らなかったので、驚きでした。デザインも
かわいいので、プレゼントの対象にもなると思います。」
すみれ「私は1、2は飲んだことがありますが、6番目が好きです。
お酒だけで飲んでも美味しい。甘酒が好きなので、甘くて
酸味があるのが好みです。4番は辛口で、すっきりしてい
るので、料理と一緒に飲む時にいいと思います。5番は日
本酒過ぎて飲みにくいかな?」
・最後に、姫たちに今日の酒について2、3質問をしてみました。
・容量はこれくらいで良い?
花梨 「飲みきりサイズでいいんじゃないですか?余らないのが
いいかなと思います。」
・この酒の購入意向は?
一同「300mlで500円前後だったら買います。」
ガーベラ「ワインと比べたらいいんじゃない。私は1,000円でも買います。」
・この酒の飲酒シーンは?
サクラ「手軽に買えるんだったら、友達が集まったときなどに
買うと思いますが、実際、売り場に商品が無い
じゃないですか。あれば買うと思います。」
・姫たちの感想記(記入していただいたもの)
花梨
1.ボトル→かわいい。瓶が細くてGood.
香り→甘い。
味→甘くて、でもしつこい甘さじゃなくて美味しい♡♡
とても美味しい♡♡♡
2.ボトル→黒とピンクのコントラストがキレイ。
香り→1より甘い香りは少なくなったかな?
味→「お酒らしさ」は1より強いかも。甘くて飲みやすい。
ピンク色のお酒がきれい。
3.ボトル→ブルーが爽やか、おしゃれ。日本酒には見えない。
香り→そんなにしない。
味→今までの酒に比べて少し辛い、でも飲みやすい。
コクあり、クセあり。
4.ボトル→手書き風ラベルが「手作りっぽさ」を出している。
香り→甘い。
味→これぞ日本酒のスパークリング。甘みの中に、酵母の味が
しっかりある。
5.ボトル→“地酒”らしいボトルとラベル。
香り→純米の香り。
味→スパークリングというより、本来の日本酒という感じ。
味は重く、辛口。
6.ボトル→素朴すぎるのがいい。
香り→麹の香り。
味→どろっとした舌ざわりが特徴。濃厚な甘さが美味しい。
乳酸飲料っぽい。
総評 今回は、スパークリングで飲みやすく、でも味はしっかりして
おり、美味しかった。これだと、アテがなくてもお酒だけでも楽
しめる。また、少々値段が高くても買いたい。
ガーベラ
1.ボトル→かわいい、日本酒と思えない。
香り→少々、日本酒
味→飲んでみても日本酒っぽくない。スパークリングワイン
のように、ぐびぐびいけてしまう。
2.ボトル→1よりさらにボトルがかわいい。中身の色もきれい。
香り→白ワインよりやわらかい。
味→白ワインより飲みやすい。クリームチーズと良く合う。
3.ボトル→瓶の色がすごくきれい。
味→「すず音」より少し辛口?でも後味は甘く、飲みやすい。
和食にも洋食にも合いそう。
4.ボトル→ラベルが手作りっぽい。
味→口に含んだ時は軽いが、飲み込んだ後味は日本酒という
感じ。何かアテがないと・・・・・・という感じ。
5.ボトル→瓶は日本酒風
味→あまりスパークリングっぽくない。今までのものと比べる
と重い。やはり、何かアテがないとキビシイ。ご飯となら
合うかも。
6.ボトル→瓶がかわいい。牛乳みたい。
味→大根おろし並みにとろ〜っとしている。とても甘くて
おいしい!アテがなくてもぐびぐび飲める。
総評 全般的に、先ず開けるのが大変。プロの技術が必要?
家で買っても、うまく開けられるかどうか心配。
でも、美味しかったので、個人的に買って飲んでみたい。
サクラ
1.ボトル→すり硝子のボトルが超キュート。
味→日本酒とは思えない!すごく美味しい。フルーティー。
2.ボトル→黒地にピンクの花柄・・・・。ラブリーなボトルでお店でも
すぐに目に付きそう。
味→1よりちょっと酸味があり、甘さも少ない印象。
お酒の色もピンクで、とにかくかわいい。
3.ボトル→ミネラルウオーターのような外観。ラベルも英語ロゴ等で、
日本酒のイメージからは程遠い。
香り→日本酒特有の香りが、前の二点よりも強い。
味→味はかなりさっぱり。甘さも低めで、飲みやすい。
4.ボトル→ボトルもここにきて白地に毛筆、手書で、バッチリ日本酒。
香り→しっかり日本酒。
味→しっかりパンチがきいていた。かなり濃い。強い。
5.ボトル→和紙(風)のラベルに、これも手書き文字。シブイ外見。
香り→しっかり日本酒。
味→しっかり日本酒。これもかなりパンチのきいた濃い味で、
メチャ酔いました。スパークリング感もほとんど無し。
6.ボトル→無色透明だが、酒そのものがまるでミルクのような乳白色。
かわいいデザインで姫香向き。開栓時の吹きこぼれが凄く
それもなかなかいつまでも収まらず、無事開けた時は達成
感があった。
味→甘めで、コクがあり、クリーミーな印象。美味しい!!
姫香向き。
もも
1.ボトル→かわいい、日本酒じゃないみたい。
味→甘くてすごく美味しい、日本酒とは思えない味。少し
マスカットの味がした。
2.ボトル→かわいいので、それだけで買ってしまいそう。ピンク
のお酒でキレイ。
味→発泡しているカクテルに近い感じの日本酒。
3.ボトル→ラベルが洋酒っぽくてかわいい。
香り→日本酒の香りがする。
味→スパークリング日本酒って感じがすごくした。
少しクセがあるので、苦手な人は苦手かな。
4.ボトル→ラベルの手書き風が良い感じ。
味→日本酒をうすくしたような味がした。
5.味→スパークリング感があまりなく、日本酒ですね。
6.味→とろりとしていて口当たりが良い。
すごく発泡しているが、飲みやすい。
すずらん
1.ボトル→細さ、デザイン、女性向。かわいい。
味→甘くて、すっきりしていて、飲みやすくて美味しい。
飲みやすくて、ついつい飲み過ぎてしまう。発泡がきつ過ぎ
ないのも、飲みやすい理由の一つだと思う。
2.ボトル→1よりも色が黒とピンク、花を使ったデザインなので、
さらにかわいく感じる。
味→1より外観がかわいいので、甘いかなと思うけど、1より
甘くなく、ちょっと酸味(?)を感じる。
また、1より発泡がきつく感じるような気がする。
3.ボトル→一見、日本酒には見えない。かっこ良く見える。
味→酸味、発泡が少し強めだと思う。シャンパンみたいな味。
少したつと、まろやかな感じ。
4.ボトル→ラベルが少し昔ながらな感じ。
味→他のより辛い。発泡も強い。日本酒という感じがするので
少し飲みにくい。
5.味→辛いというか、苦い。スパークリング感は感じない。
舌に苦さが残るので、飲みにくい。
6.味→どろ〜っとしているので、他のスパークリングと全然違う
様な気がする。少し甘くてまろやかな感じ。
ミモザ
1.ボトル→森の中の妖精を思わせる。深い、かわいらしいボトル。
香り→爽やかな果物のような甘いやさしい香り。
味→白色でやわらかく、クセがない。
2.ボトル→黒地にピンク色の花が散ったボトル。ちょっと謎めいた
大人の女性のイメージ。
香り→ほとんどしない。
味→口に入った瞬間かすかに酸味があるが、喉ごしはやわ
らかく、クセがない。
3.ボトル→深い海のような青いボトル。鮮やかな黄色のラベルとの
対比がワインを思わせる。
香り→果物のような甘い香り。1より香りが濃い。
味→酸味、甘みの強いお酒。甘さが一番に来るが、喉ごしは
穏やか。
4.ボトル→手書きの毛筆ラベルで、ちょっと”通”が飲むような
イメージ。
香り→お米のきりっとした強い香り。
味→やや辛口で、しっかりとしたお米の味がする。喉ごしは
穏やか。
5.ボトル→和紙風のラベルに黒白文字で、レトロなイメージ。
(田舎の酒屋さん、限定品のイメージ。)
香り→かすかにお米の香りがする。(香りはあまり強くない。)
味→まったりとした穏やかな辛口。4より味は淡い(うすい)。
じっくり味わうお酒。
6.ボトル→透明のラベルに紺色一色のラベル。お酒の白と紺の対比が
モダン。デザインはこれが一番!
香り→甘酒のような米こうじの香りがする。
味→どぶろくのような乳白色のお酒。酸味がかすかにする甘さ。
甘酒と同じ米こうじのしっかりした味で、喉ごしは穏やか。
かすみ草
1.ボトル→デザインと味、対象とする人が合っていると思う。
味→思ったよりすっきりして残らない。
2.ボトル→デザインはシャンパンのようです。その中で日本酒らしいデザ
インを残しています。(味も)
味→甘い。本当にシャンパンのようです。
3.ボトル→日本酒というより、シャンパンかスパークリングウオータ
ーのよう。
香り→日本酒らしい香りがする。
味→今まで3つの中で味がしっかりしている。
4.ボトル→本格的な日本酒のよう。
味→本格的な日本酒の味、酸味がきつく、味もしっかりして
いて、お米の味。
5.味→スパークリングの度合いが一番少ない。かなり渋みがあり、
今までの中で甘さは少ない。かなり強い。
6.香り→苦い香り。
味→どろどろしているが、飲んでみると、以外とスッキリ。
クセは強いが一番好き。
すみれ
1.香り→米の良い香りがする。
味→すっきりしていて飲みやすい。甘酸っぱくておいしい。
2.ボトル→色がきれい。瓶に高級感がある。
味→すっぱい甘さがある。
3.ボトル→ミネラルウオーターみたい。
味→甘みがある。純米酒っぽさがある。
4.味→1〜4まではリキュールって感じ。
少し辛口。すっきりしていて美味しい。日本酒という感じ。
5.ボトル→ラベルが手作り感満載。
味→辛口、苦手。アルコール度数高め。料理にも合いそう。
6.ボトル→ラベルが前は”純米大吟醸”だったのに、後ろは”活性生酒”
になっていたのでびっくりした。
味→ドロッとしているが、甘くて、酸味がある。一番好き。
総評 大手のスパークリング清酒は、デザインが女性向だったら良
いみたいな、女性向きの、うすめ、手抜き、安物感がある。
今回の地方のそれは、そのもの自体にこだわりがあって、
精米歩合もあったし、“良いお酒”という感じがし、“あえて”
買う価値があると思った。
・試飲の結果・・・・・・・・・・・・・・・ 一番人気があったスパークリング日本酒は?
1位・・・・・・・「千代の亀・銀の露」
2位・・・・・・・「一の蔵・発泡清酒 すず音」
3位・・・・・・・「一の蔵・花めく すず音」 でした。
試飲会を終えて瓶を片付けていると、お酒が少し残った瓶は4と5だけで、後の瓶はカラになっていました。姫たちが「ハキ(酒を捨てる器)など要りません」と予言した通りでした。
姫たちに印象を聞いて、私が美味しいと思った4、5などは、姫にとっては超苦手な酒という結果になり、ギャップの大きさを痛感しました。彼女たちにとっての清酒感を思い知らされた座談会でした。 BYヒデ







