2.【灘五郷とは】
「灘」とは元々潮の流れの早い海のことですが、酒業界では通常、清酒の主産地である神戸市東部から西宮市今津に至る大阪湾に面した東西約12kmの沿岸地帯を指します。
「灘」の名が初めて文献に登場するのは正徳6年(1716)のこと。以来幾多の変遷を経て今では●西郷●御影郷(中郷)●魚崎郷(東郷)●西宮郷●今津郷の五つを「灘五郷」と総称しています。
全国には休眠蔵を含め2134の酒蔵がありますが、灘五郷42蔵だけで全国シェア(課税移出数量)の3割近くを占めています。