6.【水車による精米】
六甲山を下る急流を利用した水車精米をいち早く取り入れたことも、灘酒興隆の要因の一つです。水車の利用により一定時間に大量の米が処理できるようになり、精白度も高くなるのでキリッと旨い酒造りが可能になりました。
明治中頃が水車精米の最盛期で、最大規模を誇った住吉村では、水車場80余、従業員約1000名に及ぶ時もあったそうです。そして水車は、酒造りのない春の彼岸から秋の彼岸にかけては、田畑用として利用されていました。