4.【そして神戸甲南漬】

「粕取焼酎よりも付加価値の高いものを造ろう」と、みりん造りを手がけ始めたのが明治28年のこと。やがてみりんとみりん粕、及び酒粕を混ぜ合わせると美味い奈良漬の床ができることから、明治38年より奈良漬造りをスタートさせました。ちょうどこの時期は日露戦争の勝利に国中が沸き返り、日本酒がどんどん売れたため、大量 に酒粕が産み出され値段が暴落しました。おかげで酒粕がふんだんに使えた事で味の方もまた格別 と大評判。灘の“自慢の奈良漬”として人気を集めました。そして昭和5年に「甲南漬」と命名、神戸の名産品として今日に至っています。
prenextmenu