8.薬

生姜はともかく、鳩はちょっと…
「酒は百薬の長」はあまりにも有名な言葉。かの弘法大師さまも「治病の珍、風除の宝」と褒め称えております。そして、その酒に手を加え薬そのものにしてしまったのが薬酒(薬用酒)。江戸時代の文献から3つばかりご紹介すると…
●桑酒[脚気、中風などに効く、らしい]
すりつぶして布でこした桑の実の汁を一升、白砂糖を一斤、酒二升五合を壷の中に入れ、夏は二、三日、冬は四、五日置く。
●生姜酒[腹痛や冷え込みを治す、らしい]
生姜の皮をむいてよくすりつぶし、味噌を入れて鍋で煮る。その中に好い酒を注ぎ、一、二回煮立たせ、香りとともに飲む。
●鳩酒(!)[腰痛や老人の冷えに良い、らしい]
鳩の肉を叩いてすりつぶし、鍋で味噌を紅色に炒ってから、その鳩肉と酒を入れてよく延ばし、かん鍋に移して程良く温めてから出す。山椒か生姜を薬味として用いても良い。
ちょっと勇気がいりますが、興味のある方お試しください。
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