●酒の容器として実はメリットの多い紙パック
ではここで二人に問題を出しますよ。この“リサイクルしやすく環境にやさしい”という以外に、紙パックが瓶容器より優れている点はどこだと思いますか?
え〜と、同じ容量同士だと瓶より軽量でコンパクトで、それに瓶と違って割れないし、回収したり洗浄したりする必要がないし、あとはえ〜とえ〜と・・・
コンパクトだから一度に数多く運べて輸送効率が良いし、店頭でたくさん陳列可能ですよね。あとは・・・
わかった!光を通さないからお酒が長持ちするぞ、ねっヒデさん?
教室では先生と呼びなさい!それはともかく、遮光性が高い点に気づいたのはさすがにきき酒師の勉強をしただけの事はあると一応ほめておきましょう。何と言っても光は日本酒の保存管理にとって大敵ですからね。
ついでにもう一つ、冷蔵庫のポケットに入るのもウレシイですね。僕なんかよく冷やしたのをクィ〜ッとやってますよ。
その他にもお酒の説明などがたくさん表示できる、容量のバリエーションが多いなどもメリットとして挙げられます。一升瓶より扱いやすいから、コンビニやスーパーなど日本酒の売場も広がってますな。
そういえば、ほとんどのコンビニには一升瓶は置いてませんよね。売場にたくさん置けないからでしょうね。
黒板にポイントを整理しておくから、ちゃんとノートしておくように!

こうして見ると紙パックにはいろいろ優れた点があるのに、何となくイメージ的には軽く扱われている気がしますよね。やはり経済酒と言われる庶民派のお酒に紙パックのお酒が多いためでしょうか?
確かに吟醸クラスのパック酒はまだまだ少ない上、専門家ばかりで厳格な官能検査を行った場合、紙の匂いをかすかに感じ取る方もおられるようですからね。
未熟者の僕には味や香りの違いなんて感じ取れませんけど、きき酒師のお二人ならやはり分かるんでしょう?
そりゃぁまあ一応きき酒師だし・・ねっヒデさ、いや先生。
へえ〜、ずいぶんと腕を上げたものですなあ。私なんぞは瓶と紙パックの比較検査に参加した経験がありますが、正直違いは分かりませんねえ。さっそく見習くんに瓶の酒とパック酒を何本か買ってきてもらって、そのすばらしいきき酒の技をとくと拝見させてもらいましょうかねえ。
ひぇ〜ごめんなさい!瓶とパック酒の違いなんて、僕にだって分かるわけありませんよう。
3時間目:算数「パック酒・なるほどデータ集へ続く
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