2時間目:理科「パック酒Q&A」
●紙パックの中に隠された構造上の秘密
さてさてお次は理科の時間。パック酒について少し科学的に迫ってみましょう。まずは紙パックの材質と構造について。日頃見かける紙パックと言えば、清酒などのアルコール飲料と、牛乳、ジュースなどのノンアルコール飲料とがありますが、一見同じように見えるこの両者、実は構造が全然違うのですぞ。
アルコールは浸透性が強く紙にしみ出しやすいからですね
 その通り。ノンアルコール飲料用の紙パックは、[ポリエチレン/紙/ポリエチレン]
の3層にラミネート (張り合わせ) したシンプルなものですが、日本酒用の紙パックは、内側から順に [ポリエチレン/ポリエステル/アルミフォイル/ポリエチレン/紙/ポリエチレン]
の6層構造となっています。
へえ〜。あんなに薄いのに6層構造か・・。
でもアルミが入っているとなると、牛乳パックと同じようなリサイクル処理はできないんじゃないですか?
ほほう、見習にしては良いところに気付きましたね。まさにその問題を解消するため、アルミフォイルの代わりにセラミックを蒸着した樹脂製フィルム(GLフィルム)を使用した、より一層環境にやさしいタイプの紙パックも登場しているのですよ。
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| アルミが入った紙パックからリサイクルされた再生紙を使用した製品 |
なるほど。これなら牛乳パックと同じようなリサイクルが可能ですね。
さらに付け加えるなら、限られた領域ではありますが、酒造メーカーや印刷会社などではアルミが入った紙パックも、無駄にすることなく再生紙としてリサイクルしているのですぞ。
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