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9月15日は敬老の日。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ため、1966年に設けられた国民の休日です。
そして、めでたい席に酒はつきもの。日本酒の銘柄には、長寿にちなんだものがたくさんあります。どんなお酒があるのか、古今東西、さまざまなご老人のお話を交えながら、いくつか紹介してみましょう。
まず、「ご長寿」といって最初に思い出すのは、100歳にして大人気、超有名人になった国民的ご長寿アイドル・きんさんぎんさん。今年8月1日に107歳を迎え、ますます元気なお2人でございます。
そんなお2人の人気ぶりとご長寿にあやかってか、愛知県では「きんさんぎんさん《神鶴》」(鶴見酒造(株))という無添加普通酒が造られており、こちらの方もたいへんな人気を呼んでいます。このお酒のポイントは、ほのぼのとした雰囲気があふれるお2人の写真入りラベル。お酒が嫌いな方も一見の価値あり、でございます。
また、きんさんぎんさんといえば、名古屋弁バリバリのユーモラスなお話が印象的ですが、日本酒には「笑う門には福喜多留」(小布施酒造(株))という銘柄もあります。
ところで、元祖・日本の有名ご長寿として忘れてならないのは、120歳のご長命でギネスブックにも載った徳之島の故 泉重千代翁(1986年死去)であります。
毎日、コップ半分の黒糖焼酎を愛飲し、生涯適量飲酒をモットーとしていた重千代さん。昔から「酒は百薬の長」「酒三杯は身の薬」「酒呑み上手は長生き上手」と言うように、適度な飲酒は“ストレスをなくす”“脳の機能を活発にする”“血 液の循環を良くさせる”などなど、さまざまな効果をもたらします(また、お酒と長寿の関係については、イギリスの医学書に発表されたマーモレットの論文のほか、多くの研究者たちによって“ある程度の酒を飲む人の方が、長生きをする”ことが証明されています)。
つやつやとした赤ちゃんのような肌が印象的だった泉重千代さんの、“亡くなる間際まで健康だった”という健康な体は、“少量の酒が体に良い”何よりの証拠ではないでしょうか。
奄美徳之島では、酒を飲む人の長寿を願って、黒糖焼酎「天水百歳」((有)奄美大島にしかわ酒造)が造られていますが、もしかすると重千代さんは、このお酒を愛飲していたのかもしれませんね。
なお、“天水百歳”に匹敵する縁起の良い銘柄をお探しの方には、大阪府の「翁千歳」(オキナ酒造(株))、福井の「福千歳」(田嶋酒造(株))、岡山の「千寿」(高祖酒造(株))などがオススメ。“千歳”とは、なんともめでたい名前であります(ちなみに、泉重千代さんの残した世界最高齢120歳の記録は、その後フランス人女性ジャンヌ・カルマンさん(97年死去)の122歳に塗り替えられています)。
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