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阪神電車で魚崎へと移動し、住吉川の河川沿いをブラブラ南へ歩いていると、4月だというのにTシャツをきた人と行き交います。
歩くこと約10分、菊正宗酒造記念館に到着。340年の歴史がある菊正宗が復興オープンさせたこの記念館は、一言で言えば“懐かしくて新しくて、いい感じ”。
館内の広さもさることながら、私たちが1番感動したのはトイレの広さと美しさ。ほんと、これだけでも得点高いです。
「トイレが広々してキレイだと、それだけでうれしくなっちゃうもんね」
と、みづえも上機嫌。
一方、クミちゃんが興味を持ったのは、マットや座布団カバーなどに姿を変えて活躍している酒袋。 (あんた、けっこう家庭的じゃん。)
「この座布団カバー、いい味出てない?」
受付の方曰く:
「ウチも酒袋の座布団カバーを20年使ってるけど、破れないよお。とっても丈夫なの」
使えば使うほど味わいが出てくるのだとか。
2つ目のスタンプを手に入れ、ひと通りの見学を終えた私たちは、マアせっかく来たんだからとヒデさんに勧められ、1階奥の「きき酒コーナー」へ。
カウンターの前に立つと気分は立ち飲み屋。手始めに搾り立ての原酒でも飲るか、とオヤジっぽいノリでグビりと原酒を口の中に放り込むと:
「うげっ。キ、キツイ!(*_*;)」
確かにフレッシュな風味だけど、これっておいしいの?
「せっかく出してくれたのに残せないし・・・」
みづえは涙目で訴えます。
これに懲りて、私たちは清酒より梅酒の試飲をすることに。こちらはさわやかで飲みやすく、居酒屋で飲むのより数倍おいしい!ボトルも「いわゆる日本酒」って感じではなく、薄紫の薄紙をあしらった、丸くて小ぶりでイケてる!代物なのです。
気を取り直した私たちは、売店のオバチャンが出して下さった焼き酒粕に砂糖をまぶしたはんぺん状のものに手を伸ばしました。
しかし:  「・・・」
酒粕の香りにつられてかぶりついたものの、またもや(*_*;)の味だったのです。無口になった私たちを尻目に、ヒデさんは:
「ん〜、これはなかなかいけますねぇ。ねぇ?」 (酒飲みの味覚って、いったい・・・)
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