PAGE_2  おいしい「美人蔵部」取材記 GO! GO! SAKEGIRLS
 
■酒カスは生きている!?

 クルージングを終えレストランに戻ると、待ちに待ったランチタイム。参加者の皆さんは生酒・純米酒・原酒・ビールが並ぶ各テーブルへと着席します。本日の参加者は39名。このお食事会は前の週にも開かれ、50名の参加があったというから、合わせると90名近くの参加になります。登録会員数は全部で250名にもなるとか。
「そんなにいるんですか!?正直言って私、最初は“10人くらいしかいなかったりして”とか思ってたんです。今日来てみて意外と多いなぁなんて思ってたのに…」
(あんた、可愛い顔して結構失礼だねぇ…)
 なんだかんだ言っているうちに、お料理が運ばれてきました。まずはオードブルの『ノルウェイ産サーモンのマリネバジル風味』。新鮮な野菜とサーモン、それに細かく刻んだアボガドやくるみのコンビネーションは彩りも味も抜群。味にうるさい奥様方も満足そうで、次々に食べ、笑い、そしてお酒を飲みほしています。
 そのテンションに負けじと、まず私は純米酒を飲んでみたのですが…(うぅ、キツイッ!やっぱりおいしくな〜い。)とそこへ北山社長、
「最近は淡麗タイプのお酒が流行ってるから、灘でもそういうお酒が多いけど、うちで造るのは、昔ながらの灘酒の特長を活かした芳醇で濃い目のお酒。だから、純米酒なんかは特に、お酒が得意じゃない人には向いてないかなぁ。」
(…それならそうと早く言ってよぉ)(おいおい....^^;)
 すると、生酒を飲んでいたみづえとクミちゃんは意外にも、
「これ、けっこうおいしいかも。ワインだと思って飲んだら、なんか飲めちゃう。」(おいおい....^^;)
「うん。生酒はチビチビやったらいけるかなぁ。」
(なによ、なによあんたたち社長の前だからって…)
 悔しくなって生酒を飲んでみると…確かにさわやか。オイシイとまではいかないけど、飲めるのです。どうして!?と疑問に思っていると、
「この生酒は、ほんの3日前くらいまではタンクにいたできたてのものなんです。だからよりいっそう、さわやかで飲みやすく感じるんだと思います。」
(へーぇ。その鮮度を感じられるなんて、もしかして通!?)
(おいおい....^^;)
 純米酒の味の素晴らしさはさっぱり分からないながらも、生酒のフレッシュな味わいが分かってちょっと得意げになる私たちでした。
 ところで、繊細なソースの味と美しい彩りが印象的なラシーヌの食事の中で、3人のイチオシは、デザートの「酒の華ブラマンジェ」。“酒の華”という名前にちょっと抵抗を感じつつも、上品でフルーティな香りに誘われ食べてみると、その味はもう感動モノ!
「お、おいしーいっ!!」
…ところがその後、ラ・シレーヌのシェフ・荒田さん(ウッ、いい男…)により、そのブラマンジェは酒カスから作られているとの衝撃的な事実が発覚!

 
右から原酒、生酒、純米酒。原酒はキツイけど、北山社長曰く、お好みで氷を入れたりして調節するとグンと飲みやすくなるのだとか。


こちらはお仕事仲間の皆さんで参加された方々。赤いスーツの方と、その隣りの隣りにいる方に注目!次ページで、食後の様子をご紹介します。


「私たち、お酒大好きでーす。」


自ら、お酌と笑顔とトークをサービスしてまわる北山社長の奥様。豪快な笑いが印象的です。


こちらはご主人を連れてみえた2組のご夫婦。
「今日は“美人蔵部”ですので、どうか男性は肩身を狭くして飲んでいただきたい」と社長に言われながらも、楽しそうに、しっかり酔っぱらっていました。

こちらラ・シレーヌのシェフ・荒田靖さん。超シブイけど、しゃべるといい兄ちゃんってところがまたポイントアップ。おいしいお料理ありがとうございました。ゲッチュ。
M E N U
オードブル
ノルウェイ産サーモンのマリネバジル風味」。
彩りがきれいで食欲を誘います。
魚料理は、
イサキのポワレ 赤ピーマン風味”。
ほろりと柔らかい魚の食感です。
上にのっかったもやし、ピーマン、
にんじんなどのお野菜も、
女性にとってはうれしい限り。
肉料理は
仔鴨のロースト ローズマリー添え”。
ジャジャーン。これが私たちイチオシの
酒の華ブラマンジェ”。
食べる直前の日本酒の
香りと
ふんわりとした食感が“超美味”です。
ちなみに、おとなりに添えられた
南京のグラタン(クレームブリュレ)”も、
最高。
第一回の取材で 、はんぺんのような形をした焼き酒カスを食べてさんざんな目にあった私たちだけに、(これがあのはんぺん!?)と本当にびっくりです。荒田シェフ曰く、
「これは本来4月のメニューなんです。春は酒の醸造が終わったばかりで、イキの良い酒カスが手に入るので…。でも、今日はお酒好きの美人が集まると聞いたので特別です。」
「…酒粕にイキがいいとか悪いとかあるのね。」
さらに荒田シェフのお話によると、ブラマンジェのおいしさはソースにも秘密があり、フルーティな香りのするかぐわしいソースの正体は実は日本酒なのでした。
「ソースは、できたての『島美人』を、一升を1/3になるまで煮詰め、そこにシナモンやオレンジなどを加えて作ったものなんです。」
「日本酒もこんなにおいしく変身できるんだ!」
おいしい料理とシェフの気遣いに気をよくした私たちは、ちょっぴり日本酒を見直してしまいました。(あらあら....^^;)
 
       
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