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 酒とコンサート 取材記

GO! GO! SAKEGIRLS
 

その頃、クミちゃん&ヒデさんは、菊正宗酒造記念館で行われる「酒蔵コンサート2000」へ。以下は、クミちゃんからのレポートです。

■ライブあり、きき酒体験ありの無料酒蔵コンサート!
(酒蔵コンサート2000 )

 午後6時過ぎ、ヒデさんとともに菊正宗記念館に到着。正直、(酒蔵でのコンサート…人はちゃんと集まるのかなぁ)と不安に思っていたのですが、会場にはすでに、たくさんの参加者の方々がお集まりになっています。関係者の方にお話を伺ったところ、なんと、このイベントは入場が無料(!)な上、
1.菊正宗酒造スタッフによる『酒造り唄』
2.徳永延生氏による『クロマティックハーモニカライブ』
3.DUECES WILDによる『ヴォーカル&キーボード、コーラスライブ』プラス“お酒飲み放題”の充実した内容で送るため、応募者は全国から3千名も集まったとか!  参加されるのは、幸運にもその中から抽選で選ばれた120名の方たち。(オジサンばかりだったらどうしよう…)と内心ドキドキだったのですが、若者や女性はもちろん、外国の方々も見られ、驚くと同時にホッとしてしまいました。

 午後6時半、まずは菊正宗酒造スタッフによる「酒造り唄」がスタート。


「いや〜、生で聴くと臨場感が感じられていいですねぇ」

しきりに感激するヒデさんほどではないですが、実際に蔵人さんたちが歌う酒造り唄は、心地よいリズム感があって、それなりにいい感じ…(ただ、わりとすぐに終わってしまったので、歌詞の方は聞きとれず)

それにしても、昔はこんな唄(といったら失礼ですが)で作業時間を計ったり、仲間との作業のタイミングを合わせていたなんて…ちょっぴり感心もしてしまいました。

 
「酒造り唄」で自慢のノドを披露してくださった菊正宗酒造スタッフのみなさん。

 温かい雰囲気につつまれる中、続いては、徳永延生さんによる「ハーモニカライブ」へ。 “ハーモニカとの出会いは、5歳のとき”という大ベテランの徳永延生さん。
1つの穴から4音が出せて、4オクターブ+2音まで出せるというクロマティックハーモニカを巧みに用い、ボサノバあり、ラテンありの多彩な演奏を披露してくださいます。会場は大人っぽいムードにつつまれ、酒造り唄の素朴な雰囲気とは180度違った空気に。

 
クロマティックハーモニカを演奏してくださった徳永延生さん。大阪有線の「ハーモニカ講座」などで活躍中です。


 「恋人よ」「Fly me to the moon」などの楽曲は、ハーモニカ独特の音色によって、よりせつなく、美しい旋律となり、参加者のみなさんもため息まじりで見つめています。

「ハーモニカ1つで、こんなにいろいろな表現ができるなんて驚きですねぇ。」
(でも、隣にいるのがヒデさんじゃあね…)

と思いつつも、シブイ大人の雰囲気にすっかり聴き入ってしまうのでした。


 さて、ハーモニカにしばし酔いしれたあとは、酒蔵らしく「きき酒体験」の時間へ。
 お酒は、「菊正宗」だけではなく、灘の各酒造メーカーさんが提供してくださった様々な銘柄が用意されているという太っ腹ぶり!どのお酒もヒデさんが一目置く名酒ぞろいの上、奈良漬などの“アテ”も準備万端ということで、ヒデさんはもちろん、会場のみなさんも大喜びできき酒を楽しみます。
 特に目をひいたのは、積極的に参加する若い女性たち。ぐいぐいと飲みほしていく姿には、同姓ながら「頼もしい…!」の一言でした。



ちょっぴり真剣にきき酒にトライ!


 その勢いに影響を受け、私も数種飲んでみることに。すると、純米タイプのものは、ちょっと重くて口に合わないものの、吟醸タイプはワインのようで、

「けっこうイケる…!?」のです。
「でしょう。良いお酒はおいしいんですよ。」
(……ヒデさんは、なに飲んでもおいしいくせに…。)

ともあれ、“私にも飲める日本酒がある”なんて、ちょっぴりうれしく感じられるものです。

 
「きき酒体験」では、ずらりと並べられた名酒の数々に、戸惑う方多数。菊正宗文化事業部の中路さん(写真右)たちが、親切にご説明してくださいました。


参加者の中には“SAKE”を味わう外人さんも…。


酒を得たヒデさん。「水を得た魚」とは、まさにこの状態かな。

 さて、ほろ酔い気分になったところで、続いては、黒人デュオ・DUECES WILD(デューセス ワイルド)のお二人による陽気なライブで、コンサートはクライマックスへ。
 「スタンド・バイ・ミー」「チェンジ・ザ・ワールド」「ア・ホール・ニュー・ワールド」など、おなじみのナンバーをすばらしい声量で響かせるお二人。お酒が入ったせいか、参加者の中には上機嫌で鼻歌を口ずさむ方も見られ、会場は大いに盛り上がるのでした。
 ちなみに、ライブ開始前、お二人とお話できるチャンスがありました。何を質問したらいいのか分からず、とりあえず、

「デュ、Do you like Japnese SAKE?」

との質問を投げかけてみると「お正月だけ…」とおっしゃりながらも、「アツカンで…」とのこと(!)

「オ〜!ミィ・トゥ〜。」
(………)


日本酒はお正月だけ、って言ってたのに、ライブの合間に菊正宗のお酒をリクエストして、一気飲み。なんだぁ〜、けっこういける口なのね、ジェフェリーさん(^_^)

 「酒蔵でコンサート」という不思議なイベント。しかも、日本酒を極めるにはまだまだ遠いなぁとの実感もありましたが、日本酒が老若男女、そして国籍を超えて愛されるのを見るのは、なかなか気分がいいもんだなぁ、と思えた1日なのでした。

(そういえば、みづえとみちよは今頃何してんのかな〜?)

 
DUECES WILDのお二人。毎日新聞のCMで流れる「ゼロイチニ〜ゼロ 読〜むはマイニチ♪」のバックコーラスは、このお二人なのだとか(!)。


ボーカル担当のジェフェリー・クエストさん。迫力の声量に会場も大興奮!


キーボード担当のマイケル・リーさん。ちょっぴり“こわもて”だけど、とってもイイ人でした。


会場となった菊正宗酒造記念館。
広々とした奥行きのある空間は、何度も来たくなる“やすらぎの場所”です。

菊正宗酒造記念館
●開館時間:午前10時〜午後4時 ●休館日:火曜日、お盆、年末年始
〒658-0026 神戸市東灘区魚崎西町1-9-1
TEL.078-854-1029 FAX.078-854-1028
http://www.kikumasamune.co.jp

 
       
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