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忘年会シーズンがやってきました。忘年会とは1年間の労を忘れ、気の合った仲間と健康を祝する宴のことを言いますが、近年は、とかく深酒による醜態ばかりが取り上げられがち。そこで今回は、室町時代の狂言「餅酒」に登場する「酒の十徳」、「百家説林」で述べられている「飲酒の十徳」から、本来のお酒の効用をご紹介します。今後、飲酒生活を送る際の心構えとして、ぜひお役立てください。 |
| ●「餅酒」より酒の十徳 | ●「百家説林」より飲酒の十徳 |
| 1.独居の友 | 1.礼を正し |
| 2.万人和合す | 2.労をいとい |
| 3.位なくして貴人に交わる | 3.憂をわすれ |
| 4.推参に便あり | 4.鬱をひらき |
| 5.旅行に慈悲あり | 5.気をめぐらし |
| 6.延命の効あり | 6.病をさけ |
| 7.百薬の長 | 7.毒を消し |
| 8.愁いを払う | 8.人と親しみ |
| 9.労を助く | 9.縁を結び |
| 10.寒気に衣となる | 10.人寿を結ぶ |
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| 上記2つの文書に見られる酒の効用は、疲労の回復やストレスの解消、コミュニケーションの活性化や健康維持など、現代において科学的に証明されている酒の効能にピッタリ合致します。医学が発達していない時代に先人の残してくれたすばらしい教えを教訓に、体を壊さない程度に盛り上がりましょう。 |