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女王様のキャンパスレポ〜ト 灘の酒大学受講記

第1回:〜灘の酒の歴史と風土〜の巻
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話は中国大陸を舞台として始まったー。
藤原恒弘氏 灘東区長であり、灘の酒大学学長でもある藤原恒弘氏。『みなさんお酒の 通になって下さい!』とのお言葉。『は、はい。がんばります。』
「みなさん、入学おめでとうございます。」
午後6時30分、学長をつとめる東灘区長・藤原恒弘氏のこの言葉で、記念すべき第1回の灘の酒大学はスタートしました。
「うーん、本物の大学っぽいのお。なかなか粋なはからいじゃ。」と女王様もご満悦の様子。
続いて本日の講師、元国税庁醸造研究所長・小林信也先生が教壇へ。
本日のテーマは「灘の酒の歴史と風土」。てっきり江戸時代くらいから話が始まるのかと思っていると、先生はなんと中国大陸を舞台としたお米の歴史からゆったりと語り始めたのでした。

そして引き続きお酒についても、伝説の猿酒をはじめ、八塩折之酒、口かみ酒、黒酒、白酒などご自分で調べられた文献を紹介しながら丁寧に紹介していきます。本題の灘の酒造りへと話が進んだのは小1時間ほどしてから。宮水発見にまつわる通説と異説など、興味深い事柄に参加者の表情も真剣そのものになっていきます。
途中、中国の酒造りに使われている「きょく」(右写真)という麹が席まで回覧され、生徒たちはそれを手に取って珍しげに眺める場面もありました。
そちもノートをとらぬかっ
「お酒のことを詳しく知ってもらいたいという先生の熱意が伝わってくるようじゃ。それにしても皆まじめよのお。ノートをとったり、うなずきながら聞き入っていたり…。これ、そちもノートをとらぬかっ。」

「は、はいっ。」

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小林信也先生
本日の講師、小林信也先生。
講義の方も本物の大学さながら。
『先生、お 酒好きそうですネ』
きょく
これが中国4千年の歴史で生み出された中国のこうじ。なんだかレンガの よう・・・
時折まじめな顔で「お酒は昔から楽しむためにあるものなのに、日本酒が出てくる歌の70%は暗い歌なんです。これはおかしい」なんて冗談を言う先生に会場ではくすくすと笑いがおこり、講義は終始和やかなムードで続きます。

そして講義も大詰めに近づいた頃、参加者の方から「休肝日を作った方が良いか」という質問が出ると先生は、「そうですね。やはり、お酒が体に悪いとはいいませんが、休肝日はあった方がよろしいでしょう…私は毎日飲んでますけどね」と大マジメな顔で笑いを誘います。
こうして1時間半にわたる楽しい講義は笑いで幕を閉じたのでした。

授業風景
参加者のみなさんはとっても真剣。
こんな生徒ばかりだったら先生もうれ しいでしょうね。

「女王様、みなさん満足そうな顔をしていますねえ。今日の講義では私めも知らないことがたくさんありましたから、忘れないうちにもう一度復習しなければ。そう、そう。灘のお酒のことを知るには「灘の酒用語今度こそ一番のりじゃ集」という本が良いそうですよ。」
「そうか。そなたもSAKE王国の大臣として恥ずかしくないよう、その「灘の酒用語集」を買ってしっかりと学ぶがよい。ところで次は何じゃ?」
「きき酒の時間でございます。みなさんは『待ってました』とばかりに顔をほころばせています。」
「早くそれを言わぬか。それ急げ。今度こそ一番のりじゃ。」


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