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女王様のキャンパスレポ〜ト 灘の酒大学受講記

第3回:〜酒米・宮水の成分と灘の酒の特徴〜の巻

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思い出たっぷりのこうじ室。館内見学で失敗談がポロリ。

「今日の講義はわらわたちにとっても身近な話題が出てきて楽しかったのお。大臣。」
わらわも魚料理は大好物「そうでございますねえ。女王様。参加者の皆さんも、『魚料理専門の店によく行くのですが、これからは魚の種類や調理方法に合わせていろいろなお酒にチャレンジしてみようと思います』という女性をはじめ、たくさんの方が興味を持たれたようですよ。」

「わらわも魚料理は大好物。塩焼きには端麗で辛口、照り焼きには甘口のお酒を合わせてみるとしよう。楽しみが増えるわっ。」 


 続いていつもならばきき酒の時間へと移るはずですが、今回はきき酒に加えて、西村氏の解説付きで資料館の中を見学するというおまけつき。参加者の皆さんは二手に別れ、片方の組がきき酒をしている間は館内の見学に回ります。
「後から心おきなくきき酒をするぞよ」
という女王様たちはまず、見学組に参加しました。
 蔵人の夕食風景から酒造りの全工程まで、忠実に再現された館内で、特に女王様の関心をひいたのはこうじ室。
 室内を常に高温多湿に保つため、室内の内壁と周囲の土壁との間にわらやもみを詰め込んで断熱するなど、こうじ室には様々な工夫が施されています。
「こうじ造りでは、温度が変化しないように夜中でも何度となく起きてこうじを見守るというが、こんなサウナのようなところではたまったものではないのお。」
 この工程には西村氏も思い出があるようで、新人研修でこうじの切り返し作業を経験した時に、夜中2度3度と起きることができず、先輩方にほったらかしにされたのだとか。

「1回目は起きられるんですが2回目、3回目となると、とても起きられるものじゃありませんでした」と苦笑する西村氏。

「くっくっく…。ほったらかしにされた時なんてさすがにあせったでしょうね。でも、もしこれがお寝坊の女王様なら1回起きるのも危ないでしょうなあ。」

「なんじゃと!?大臣。その言葉覚えておくぞ!」


 
「これが昔の蔵人の夕食風景。一瞬本物かと思いドキリとしましたが人形でした。
酒造りでは厳しい上下関係があったものの食事の時はみんな平等でした。」
  「これがダイナミックな仕込みの工程。あまりのタンクの大きさに思わず口を開けたまま見とれてしまいます。」


「講義の後は西村氏の解説付きで館内見学へ。手に持っているのはもろみを酒袋に移す時に使うきつね桶という桶。」

「こうじを育成するこうじ室は常に高温多湿に保たれていたため、
蔵人はこうして裸で作業することが多かったのだとか。」

「白鶴酒造資料館内の酒造道具はできる限り昔実際に使われていたものを使用しています。それにしてもこの桶の数…すごい!」

「館内に入ってすぐ左手にある洗米の作業。蔵人は桶の中に入り、精米した米を足で踏みながら洗います。あまりの冷たさに足は無感覚状態になったとか。」

「洗米の工程の前で解説をして下さる西村氏。後ろの蔵人は何度見ても本物の人かと目を疑います。」


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