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女王様のキャンパスレポ〜ト 灘の酒大学受講記

第3回:〜酒米・宮水の成分と灘の酒の特徴〜の巻

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満点の人数は5倍に!真剣さの増すきき酒。
ひととおりの資料館の見学を終えた参加者のみなさんと女王様たちは、次に待ちに待ったきき酒へと移ります。


今回のきき酒の対象となるのは、(上の写真左より)

1.飛 翔…アルコール度15〜16% 2.端麗純米…アルコール度13〜14%
3.すりむ…アルコール度10% 4.原 酒…アルコール度20%

の4種類。ただ今回は見本と比べながら酒質を当てるやり方ではなく、あらかじめ教えられたそれぞれの特徴をもとに4種類をきき分けなければなりません。
「どうじゃ。大臣。そちにはちと難しかろう。」
「確かに比べるものがないと少しやりにくいですなあ。ですが女王様、私いささかきき酒を練習したんですよ。まず、この最も分かりやすいのが原酒。アルコール度数が高いため、舌に感じる刺激も一番強うございます。それからこちらは低アルコール酒の「すりむ」ですね。軽くて甘酸っぱくて特徴のある味がします。」
「その通り。そちもなかなかやるではないか。ちなみに、こちらの深みのある味がするのは飛翔、少し辛口でスッキリ飲める端麗純米は…これじゃ。」
「なるほど。さすがは女王様でございます。」
 お酒のきき分けが上達しているのは大臣だけでなく、最初はやりにくそうだった参加者の皆さんも、これまでの経験と、講義中で習ったきき酒のコツを生かして、順調にききわけをしていきます。
「香りだけでも結構分かるなあ」などという声があちこちから聞こえてきます。
 仲間内で鍋などしようものなら鍋が出来上がるまでに3合は軽い、という西村氏曰く、「きき酒が上手くなるコツとしては、良いお酒と悪いお酒の両方を数多く経験すること。総合的に見ようとせず、甘い辛い、軽い重いなど、まずは自分の得意分野を作って分けてみることが大事」なのだそうです。
「皆確実に上達しているようじゃのっ。大臣。」
皆すばらしい「そうでございますねえ。ところで女王様、前回のきき酒の結果なんですが、満点が25名もいらっしゃったようですよ。」
「なんと!前回の5倍ではないか。皆すばらしい成長ぶりじゃ。」
「うち前回、前々回ともに満点だった成績優秀者が計3名もいらっしゃるんですよ。連続で満点をとった唯一の男性は『本当に!?お酒は大好きだけど自信は全くなかったよ』とおっしゃっていましたが、その方をはじめ皆さん本人が1番驚いていた様子です。」


「これ、旨いなあ。も一杯もらおっかな。」

「きき酒は、舌で味わう前に香りをしっかりとかぐことがポイント。講義で習ったこと、さっそく実践してますねえ。」

「迷ったら1番はじめに『これだ』と思ったものを選ぶのがきき酒のコツ。みなさん、いかがですか?」

真剣な横顔がス・テ・キ。

 中には、「1回目は0点でしたが、2回目は満点でした。周りから酒豪と呼ばれてきただけに0点とった時はショックでしたね。汚名返上です」という男性や、逆に「1回目は満点だったのに2回目は半分しかとれなかったのですごく悔しいですぅ」とショックを受ける女性もおられ、皆さんきき酒にはとても真剣。
熱燗で一杯 「日本酒を愛する頼もしい仲間が増えてわらわはうれしいぞよ。今回満点は何人になるだろうか…楽しみじゃ」
と、女王様は終始ご機嫌なのでした。

「さて、大臣。外も冷えてきたことだし、そろそろ王国に帰ろうぞ。こんな日は熱燗で一杯!といきたいのう。」
「そういたしましょう!女王様。」


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