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| 第4回:〜酒から生まれたことわざ・こばなし〜の巻 | |||
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| ■甘くて美味しいウエルカムドリンクの正体は? |
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なんて軽〜く冗談をとばしながら、ウエルカムドリンクの種あかしをして下さいました。甘くてぐいぐい飲めてしまう謎のお酒の正体は柳陰といい、焼酎を加えて作った本みりんの一種。高嶋酒類食品は、甲南漬の老舗であるとともに、明治27年より、米と米こうじに焼酎を加えて作るという昔ながらの技法と製法を守り、本みりんを製造している会社でもあるのです。灘五郷酒造組合に加盟しているのもそういった関連性があるから。 「あれがみりんの一種!?ベトベトしませんでしたよ。信じられませんなあ。」 「そちは勉強不足じゃのおっ。今でこそ飲用されなくなったが、江戸時代、みりんといえば立派な飲用酒だったのじゃぞ。このウエルカムドリンクにしても、アルコール度数は20度。清酒よりも高いのじゃ!」「そうなんですか!私、あまりに美味しかったので調子にのっておかわりをしてしまいました。…ヒック。」 ちなみに焼酎を加え、飲用化されていた本みりんは、京都・大阪では“柳陰”ですが、江戸では“本直し”と呼ばれていたのだとか。 その他、興味深い話として伊丹氏は、お酒の税のことについてもふれます。酒税の対象となるのはアルコール度数が1%以上のお酒。みりんはもちろん、例え甘酒でも1%を超えると税金がかけられるそうなのです。 そして、昔はお酒が出来上がった時点で税がかけられたのですが、今は「蔵出し」といって、作って蔵から出すときに税がかけられるとのこと。 すかさずお酒好きの参加者の方から、 「では、蔵の中でなら思いきり飲んでも税はかからないのですか?」 なんて質問が出ると、これに負けじと伊丹氏は、 「飲んだら脱税になります。ただし、お酒を“飲む”のではなく、“きく”のならいくらでも大丈夫ですよ。」 参加者の皆さんの笑い声とともに、伊丹氏による前半の講義は終了となります。 |
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