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とまたまたお酒のおもてなし。灘の酒大学にご協力下さっている各酒造メーカーからの差し入れが、次々に振る舞われます。1日女王 様の荷物持ちでぐったりしていた大臣は、
「こりゃいたれりつくせりですなぁ」
とたちまち元気になり、参加者の皆さんも、少し饒舌になりながらおみやげを見せ合ったり、あのお酒はおいしかった、あのお酒は珍しかったなどと大いに盛り上がります。
あまりの酒三昧に
「こんな大学なら是非、留年したいです!」
という声が多数あがると、関係者からは、
「留年は認めません。…ですがOB会や勉強会は開く予定なので、皆さんそのときには是非ともよろしくお願いします」
との声。そのほかに、第一回の大成功をもとに、第二回目の「灘の酒大学」を計画中という発表もあり、参加者の皆さんからは、灘酒の明るい未来に向けて盛大な拍手がおきるのでした。
午後5時半。楽しい修学旅行を終え、再びバスは東灘区役所へ。参加者の皆さんはどなたも手におみやげを握りしめ、笑顔で帰って行きます。
「小さい頃からずっと勉強が大キライなわらわじゃったが、今回の学生生活は、まことに満喫したぞ。今日は特に珍しいお酒がたくさん飲めたことだし、よかったのぉ…」
「私はいつも一緒に参加されている松島さんご夫妻が印象的でした。奥様は最初、お酒がほとんどダメだったのですが、『この大学に通っているうちにチビチビいただくようになりました』と、今日はご主人のお酌を受けておられたんです。独り身の私としては、うらやましくもあり、うれしくもございました。」
「それはそうとそなた、随分みやげものを買ったのぉ…丹波の栗に、黒豆に、栗酒に…ベートーベンの酒まで!わらわの好きなものばかりではないか。今夜のアテは決まったのぅ。」

何はともあれ、足かけ半年間にわたってお伝えしてきた「灘の酒大学」もこれにてお開き。一連の講義を終えて、“明けても暮れても酒が好き”な女王様と大臣も改めて、灘酒の奥の深さを再認識した次第です。
皆様、ご愛読ありがとうございました。
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