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酒材班がゆく!
「初呑切り見学記〜長龍酒造にて」

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イメージ皆さんは“呑切り”という言葉を聞いたことがありますか。
「そりゃお前さん、出された酒を残さず“呑み切って”しまうことに決まってんだろ」
なんて思っていたら大間違い。灘の酒用語集(灘酒研究会刊)の説明によると:
「貯蔵タンクの呑口から少量の清酒を採取して、健全に貯蔵されているか否かを検査したり、香味の変化を調べたりすることを呑切りという」
のであります。

江戸期や明治期には貯蔵中の変質・腐敗が頻繁に起こっており、その前兆を早く知る必要から呑切りが行われてきました。何しろ腐造は酒蔵の倒産につながりかねないため、酒に異常が発見されると、周りに知られないよう夜中にこっそり火入れし加熱殺菌したと言います。もっとも、製造技術が進歩した今日では、腐造の発見というよりは熟成度合いのチェックという目的が主となっています。

社屋そしてその年に初めて行う呑切りを特に“初呑切り”と呼びますが、今回の酒材班は、大阪府八尾市にある長龍酒造さんに無理をお願いして、その初呑切りの様子を特別に見学させて頂きました。

一般の方々の目に触れる機会がほとんどない行事でもあり、酒好きには一見の価値があるレポートです。ぜひおつきあい下さい。

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