| 酒材班がゆく Vol.11「初呑切り見学記〜長龍酒造にて」 PAGE4 | ||||
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| ■「今の時代にはもったいない酒だと思いますよ」 | ||||
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利き酒は[熟度・香り・味・総合]の4項目を判定した上で、1.0から3.0の間で0.5刻みの評点を付けていきます。さすがにプロの仕事、1品当たり30秒前後の速さで次々と手元の採点表を埋めていきます。特に年輩の鑑定官は一通り利き終えた後、水で口中を漱ぎ、再度初めから利き直して自らの評点を確かめる念の入れようで、その真摯な姿勢に正直なところ驚嘆した次第です。 利き酒には同社の竹口常務、楠本部長、下坂杜氏も参加。終了後5名の評点シートを集計し、合計点で酒質毎に順位を出します。我々も、主立った方々が休憩に移られた隙を狙って利き酒を敢行。集計結果と実物を確認しながらプロの舌を盗もうと試みました。ただ哀しい哉、参考酒の「昇道無究極」「純米大吟醸」辺りのあまりのうまさに、つい吐き出せずにゴクリ、またゴクリ。 口直しに用意されている煎餅なんぞをつまみ始めては、もう利き酒も何もあったもんではありません、でした。(^_^;) 休憩後は大きな紙に貼り出された集計結果を前に、参加者及び酒造スタッフで酒質毎の評価会議がスタート。今期商品の味の設計に向けて、ディティールに踏み込んだ議論が1時間以上にわたって繰り広げられました。そして西日が射す午後5時前、すべての予定が終了。傍観者ながらも密度の濃い時間を共有させて頂いた満足感を胸に、酒蔵を後にする酒材班でした。
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![]() 手前が利き酒をしたお酒を吐き出す「利きハキ」。変わった形ですね。
杜氏歴30年。 南部杜氏・下坂正幸さん。
下部が膨らんだ利き猪口の形は、香りをかぐのに最適です。 ![]() 鑑定官の方に続いて、長龍酒造の竹口常務、楠本統括管理部長、下坂杜氏も利き酒を始められました。 ![]() 香りをかぐ、口に含む、舌で十分確かめてから吐き出し、手元の採点表に書き込む。この間およそ30秒。まさに真剣勝負です。 ![]() 作業中にもかかわらず、我々の細かい質問に答えて下さった管理部品質管理課の吉岡さん。 ![]() 口直しはあられ、煎餅、そして何とゆで卵(しかも固ゆで、半熟の2種!)。業界 では常識になっているとか。 |
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