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酒材班がゆく vol.13「灘の酒大学修学旅行・丹波杜氏の里へ」 PAGE3
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■美味しい普通酒に豊かな酒文化の香りが

昼食会場となったのは土産物売場も充実している「特産館ささやま」。

お弁当。これに蕎麦と吸物がもれなく付いてます

「猪肉とお酒が付いたメニューらしいっすよ、ヒデさん」
「ほおそうですか。猪肉はクセがありますから、ボディのしっかりしたコクのある酒を合わせたいもんですね」

ワクワクしながらテーブルに着くと、猪肉、黒豆、栗、蕎麦といった丹波の名産品が美しく盛りつけられた、いかにもうまそうなお弁当が。おまけに目の前にはやや大きめのとっくり。いい具合に燗がついています。

ご飯もお酒もいただきまーす

「たぶん何でもない普通酒でしょうが、やはりこの土地の食べ物と合うようにできているんですねえ」とヒデさん。

何かと吟醸酒が持てはやされる時代ですが、気取らずに里の特産品を引き立ててくれる普通酒こそが、土地ごとの地酒文化の土台を真に背負っているのかも知れません。

美味に舌鼓を打ち、ひとしきりお土産品売場をひやかした後は、そぞろ歩きですぐそばの「篠山歴史美術館」へ。このレトロな建物は明治24(1891)年に地方裁判所として立てられ、つい20年程前まで使用されていた日本最古の木造裁判所に手を入れたものです。法廷の検察官席に立てば、気分はまさにHERO

江戸時代の城下町のたたずまいが魅力の河原町商家群

続いては、ちょいとバスに揺られて「河原町妻入商家群」へ。表構えの大戸、千本格子や荒格子、中二階の出格子など、旧街道の古い街並みが何ともいい味を醸し出しています。この中にある「能楽資料館」「丹波古陶館」を見学した後は、いよいよ旅のクライマックスである丹波の地酒蔵「鳳鳴酒造」へと向かいます。

 
篠山歴史美術館内には篠山に伝わる武具、漆芸、絵画などが展示されています。


裁判官席でご満悦のヒデさん。かつて「裸の大将放浪記」のTVロケでは裁判所として使われました


能楽資料館


能楽資料館にて。中世から近世にかけての能面、装束、楽器などが展示されています(特別出演:ガールズのクミちゃんとみづえ〜左から)


丹波古陶館。丹波焼の創生期から江戸時代末期までの約700年間に作られた代表的な品々が展示されています

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