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vol.15「★沖縄応援企画 ちばりよ〜沖縄!泡盛蔵見学記」 PAGE2
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■ウイスキーよりも古い蒸留酒、泡盛

まずは蔵をご紹介する前に、泡盛入門者のための基本的な講釈をば。

きき酒師のバイブル「新訂・きき酒師必携」(柴田書店)によると、泡盛とは:「泡盛麹菌という沖縄原産の黒麹菌だけで造った米麹に水を混ぜたものに泡盛酵母を加えて発酵させ、発酵終了後、単式蒸留機で蒸留した沖縄特産の焼酎(酒税法では乙類焼酎)の一種である」と定義されています。

その起源は1470年頃とされ、日本最古の蒸留酒であるのはもちろん、16〜17世紀から飲まれ始めたと言われるウイスキーやブランデーより古い歴史を持っています。琉球王朝時代は王府御用酒として中国皇帝や将軍家への貴重な献上品として珍重された他、17世紀頃には薬用酒として江戸や上方へ出回ったとか。

そして現在は沖縄県下全47社で、およそ400銘柄の泡盛が造られています。
まあ前置きはこのくらいにして・・。

■南洋植物に囲まれた酒蔵
神村酒造・石川工場。南国の酒蔵らしい大らかな雰囲気。

今回おじゃましたのは、1995年からモンドセレクション6年連続金賞、2000年度ワイン&スピリッツコンペティション銀賞等に輝く創業120年の老舗、神村酒造の石川工場「古酒蔵(くーすぐら)」。南洋杉や椰子、マンゴーの木が伸びやかに育つ広々とした敷地の中は、さすがに清酒の蔵とはひと味違うムードが漂い、いかにも「南国の蔵に来たゾ」という気分にさせてくれます。

まずは正門を入ってすぐ側にある「ギャラリー」へ。ここには同蔵で造られたいろんな種類の泡盛や、涼しげなガラス製酒器などが展示・即売されています。

「工場長が参りますまで、よろしければビデオをご覧下さい」

と従業員のおネエさんに導かれ、ギャラリーの一角にあるビデオコーナーへ。商品のPRだけでなく、泡盛の製造工程や特徴などが手際よくまとめられていて、泡盛初心者にとってはすこぶる親切。見ているうちに飲みたい気持がつのって来ます。

そしてちょうどビデオを見終えた頃、後ろを振り返ると工場長の神村盛行さんが笑顔で傍らに立っておられました。

「じゃあ、蔵へ行きましょうか」

 
売店と試飲コーナーのあるギャラリー。地下蔵への入口でもある


ギャラリー内の展示コーナー。大小各種容器入りの様々な泡盛と酒器が並ぶ


ビデオの一画面(製麹風景)


工場長の神村盛行さん

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