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| 神事を司る島根の佐香神社・常松宮司 |
会場となったのは、港区芝にある東京グランドホテル。
「これより認定式を執り行います。式場へご案内しますので私の後について移動して下さい」
とスタッフから出席者一同にお呼びがかかったのは午後1時半。どこへ連れてかれるのかなあと思いながらぞろぞろ歩いていくと、着いたのはホテル内にある神前結婚式場=神殿でした。「たぶん宴会場で神事の真似事をして・・」とお気軽な推測をしていた酒材班は、この予想外の厳粛さに少々びっくり。
ふだんは若い男女が三三九度の盃を交わし将来を誓い合う神棚の前に、「きき酒師」ならびにその上位資格である「日本酒学講師」の合格者が整列。3名の見届け人が着座すると、程なく認定式が厳かに始まりました。
式典を司るのは、“神々のふるさと”出雲よりはるばるお越しの佐香神社・常松宮司。ちなみにこの佐香神社(松尾神社)は、8世紀に書かれた「出雲風土記」で「百八十神が集まって酒造りをして宴を開き、正体が無くなるまで酔いしれた」とされる神話の舞台でもあり、醸造の神様として全国の酒造家・杜氏をはじめ、味噌・醤油製造の方たちの信仰をも集めています。
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| 袋状になった佐香神社の御札の中にお祓いを受けた米粒が入っています |
長い祝詞に続き、見届け人及び2名の合格者代表が玉串を供え、その後全員に乾杯用のかわらけ(盃)と、中にお祓いを受けた米粒の入った御札が配られました。そしてかわらけに白く濁った御神酒が注がれ、その中に頂いたばかりの米粒をパラパラと入れるや、「乾杯!」のかけ声でグイッと一息。
(甘味、酸味、苦味が溶け合った、濃醇でありながら上品な味わい・・)
(もう一杯もらえないかなあ・・)
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3名の見取り人(写真右側)が見守る中、厳かに神事がスタート

祝詞に聴き入る合格者の面々

白いかわらけに御神酒が注がれます

御神酒を飲み干す見取り人の一人、石橋酒造(島根)の石橋社長
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