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酒材班がゆくvol.20スペシャル
「ヒデさんとゆく『天野酒』蔵見学ツアー
            〜秀吉の愛した銘酒を訪ねて」 PAGE4
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■大阪の食文化に合う“旨口”の酒造りを

再び蔵の中に戻ると、次は搾りと濾過について。特に香味の調整や火落ち防止等を目的とする濾過の工程は、一般にはあまりなじみがないため、皆さん興味津々といったところ。「活性炭を酒に入れてから濾過するので、お酒はいったん真っ黒になります」と聞くと、ほとんどの人が目を丸くしていました。

「活性炭を多く入れるほど、水のような淡麗な酒になってしまいます。天野酒は大阪の食文化に合うよう、ほんのり甘く感じるような“旨口”の酒造りを目指しているので、あまり活性炭を多くは使いません」

濾過一つとっても、蔵それぞれのポリシーや姿勢が色濃く反映されるのですね。

お待ちかねのきき酒です

さて、一通り蔵見学も終了。次はいよいよ皆さんお待ちかねのきき酒です。

テーブルに、茶色の紙で包まれ番号が書かれた一升瓶が5本並んでいます。

「この5本はそれぞれ大吟醸、吟醸、純米、本醸造、そして生酒です。ブラインドのまま、何番がどの酒質なのかを当てていただきます」

素人相手のきき酒にしては、かなり難易度の高いルールです。先週行われた蔵見学の際には、全問正解者が一人も出なかったとのこと。
それを聞いて、ヒデさんの目がらんらんと輝いて来ました。


濾過器の仕組みについて説明する西條さん



きき酒全問正解を目指して真剣に説明を聞く参加者の皆さん




「とりあえずグイ〜っと」「ん〜わからん」「ムズカシイ・・」


見事全問正解して賞品をゲットした登録酒販店「つじよ」の辻さん


きき酒の次はペーパーテストでいざ勝負
■全問正解!ヒデさん恐るべし

樹脂製の小さなコップに、西條さん自ら1番のお酒から順番に注いでいきます。さっと飲んでパッと解答用紙を埋める人、慎重に飲みくらべながら書き込んでいく人、スタイルはさまざま。我らがヒデさんは、5つのコップをテーブルに並べ、ゆっくりと味の違いを確認しつつ答えを書き込んでいきます。

そして結果は、何とヒデさんと、酒販天国から唯一参加された登録酒販店「つじよ」http://www5a.biglobe.ne.jp/~tsujiyo/の辻俊信店長の二人が全問正解!SAKE王国としてはまさに面目躍如といった感じで、記念品が西條さんより手渡されました。ちなみに助手は、大吟醸と生酒の2種のみ正解。

「まだ修行が足りませんね!きき酒師の勉強をやり直しますか」

「・・・・・・・」

きき酒に続いては、天野酒や酒造りにちなんだ8問のクイズが出され、難問あり引っかけ問題ありで、全員大いに盛り上がりました。
そして残ったきき酒用のお酒をしばし堪能し、蔵見学もこれにて一件落着、という筋書きでしたが、突如として西條さんからすてきなプレゼントが用意されたのでありました。


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