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酒材班がゆくvol.20スペシャル
「ヒデさんとゆく『天野酒』蔵見学ツアー
            〜秀吉の愛した銘酒を訪ねて」 PAGE5
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■これが“秀吉の愛した酒”

きっかけは参加者からの「僧坊酒は直営店(酒房『なまくら』)に置いてますか?」の一言。それを聞いた西條さんが「店には置いてませんが、よかったら今飲まれますか?」と、おもむろに酒庫から「古式づくり 僧坊酒」の瓶を取り出し、栓を開けて下さったので皆さん「おーっ!」と大喜びです。

これが秀吉の愛した「古式づくり 僧坊酒」だ!

この「古式づくり 僧坊酒」は、中世の文献を元に、精米歩合も二段掛の手法も全て古式にのっとって復刻したという世にも珍しい酒。ブランデーや紅茶を思わせる濃厚な色からして、普通の日本酒とは異なります。

(いわゆる古酒の延長線上にあるような味かなあ?)

などと予想しつつ、ワクワクしながら口に含んでみると、驚くほどの濃醇超甘口。それでいて後味は意外にしつこくなく、砂糖の甘さと異なるまったりとした上品さが。

「甘いけど、飲みやすいですねえ」「はまるとクセになるかも」等々思い思いの感想を口にしつつ、400年以上の時を隔てて、あの秀吉が愛した酒を味わうという贅沢な歓びに浸る一同でした。


日本酒というよりブランデーのような色合い


きき酒で残った酒を酌み交わしつつ西條さんと歓談


おみやげの吟醸酒と酒粕

*   *   *

ひとしきり僧坊酒や残ったお酒を味わった後、西條さんから締めのごあいさつをいただき、蔵見学は無事終了。一人ひとりにおみやげのお酒と、“噂の”酒粕が手渡され、玄関前で記念写真を撮って解散とあいなりました。

最後に西條さんを囲んで記念写真

とはいえ、せっかく知り合えた酒好き同士。このまま帰ってはいかにももったいない、ということで、ヒデさん他11名の飲ん兵衛は、河内長野の駅前にある天野酒直営の酒房「なまくら」へ。

ここはビールさえ置かないというこだわりの店で、酒肴も牡蠣の塩辛、ほたるいかの墨造りをはじめ、日本酒と相性のいい逸品ばかり。そして店内奥の「穴蔵」と名付けられた小部屋に通された一同は、この店でしか飲めない天野酒の「生酒」(純米吟醸・大吟醸他)を堪能しつつ、日暮れまで3時間にわたって酒について熱く語り合ったのでした。

   
天野酒直営の酒房「なまくら」の外観   まずは吟醸生酒(笹のつゆ)で乾杯!   店内奥の小部屋には「穴蔵」の看板が
         
   
天野酒と相性抜群だった牡蠣の塩辛   日本酒ファン、王国ファンを前にヒデさんもご満悦   ヒデさんの“語り”に聞き入る参加者の皆さん
西條合資会社
〒586-0014 大阪府河内長野市長野町12-18
TEL.0721-55-1101 FAX.0721-56-1101
〈営業時間〉9:00am〜5:00pm 〈定休日〉土・日曜・祝祭日

酒房『なまくら』
南海高野線「河内長野」駅前 ノバティながの南館1F
TEL.0721-56-0056
次ページで今回の取材に参加してくださったみなさんと
それぞれの感想を紹介しています

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