
店主の山本氏は現在70歳で、大手卸会社で専務まで務められた経歴の持ち主。現在は酒類・食品の流通コンサルタントとして活躍され、酒業界における人脈も豊富です。 そして小売免許を取得したのは何と今年の2月。このお年にして初めての酒屋をオー プンさせるとは、底知れぬエネルギーであります。「昭和48年に酒類の級別審査の委員として色々飲み比べた時、酒というのは同じ原料 から造られるのにどうしてこんなに味が違うのだろう、と強く興味を感じました。酒 の世界にのめりこんだのはその時からですね」。 それから約四半世紀。ずっと持ち続けた酒への情熱を、70歳での小売免許取得という 形で具現化させた訳です。スッゴイですねえ。 「年を取ると、人生の中で酒を飲める回数も残り少なくなってきます。だからこそ、 本当においしいものだけを飲みたいし、人にもお奨めしたい。だからお客様にはまず 飲んでもらって、納得して買ってもらうようにしています」。
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還暦祝いに60年物のワインを贈る、
ともあれ山本氏のご好意により、我々酒材班も何本か試飲をさせて頂きました。20年 物のポートワイン、手造り紹興酒「飛来峰」、バランタイン21年、そして「セプドー ル(黄金のぶどうの木)」グランドシャンパーニュコニャック・ジャン・フィユー・ ・・。氏曰く「酒はムダに金を取らない」。即ち、高い酒や長く寝かせた酒にはやはりそれ に見合うだけの価値があるということ。洋酒であれ日本酒であれ、いいものはいいの だ、というのが飲んでみての正直な実感でした。 また、山本氏が力を入れているのが「物語のある酒」の提案。「例えばウチで扱って いる商品に1937年製の60年物のポートワインがありますが、これを還暦祝いにいかが でしょう。同じ年に生まれたワインを贈るなんて素敵だと思いませんか。また、退職 祝いに勤続年数と同じ貯蔵期間のワインを贈りたい、などのご要望にもお応えします よ」。電話でお問い合わせ頂ければ、お客様のニーズに合わせた逸品をご用意します とのことなので、興味のある方は一度相談されてみては。 |