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酒材班がゆく mini 「かどや酒店飲み会」顛末記 PAGE2
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■旨い酒、おいしい料理、そして喉を伝う上質の仕込み水

最初に登場したのは、地元の近くの山で採れた「ふきの葉やワラビの天ぷらの大皿盛り」。次いで採れたての「竹の子とワカメの煮物」「手造りの鯖の生寿司」「ふきと厚揚げの煮物」「山椒の佃煮」などなど・・いずれも酒呑みにはたまらない肴ばかりで。参加者の酒の進み具合を見計らいながら、角本さんのお奨めの酒がこれまた次々と登場し、参加者の面 々は喜々として杯を傾けながらうなずいておりました。
お酒はいずれもどっしりした旨みと香りを押さえたフルーティーな口中香があり、さすがに粒ぞろいの名品ばかり。特に「見山」は、お店の冷蔵庫の奥で寝かせてあった1998年醸造のものを、今年醸造のものと飲み比べるという“酒屋さんならでは”の贅沢な趣向。確かに味・香りとも微妙な違いが生じていて、瓶詰めされた後でも酒は生きているのだということを改めて感じさせられました。
またお口直しとして、出品酒の一つである秋田「天の戸」の仕込み水が一升瓶で卓上に置かれたのはいかにもうれしい限り。何といっても酒造りの原料の約80%は水、杜氏はまず水探しから始めるとも言われる程、水というのは重要です。その選び抜かれた仕込み水を飲み比べの合間に口にすると、それぞれの酒の旨さの違いがより明確に感じられます。
(酒もいいけど、水もまた良いもんだなあ〜。)
旨い酒、旨い料理、旨い水と楽しい会話に、久しぶりにマジで酔ってしまったヒデさんと助手でありました。

本日の出品酒たち。いずれ劣らぬ銘酒揃いに参加者は全員ご満悦でした。

出品酒がすべて出尽くし、参加者の皆さんは各人席を変え思い思いの場所で酒談義に花を咲かせます。ヒデさんはといえば、「SAKE王国、よく見ているんですよ」という、酒問屋で勤務している美しいお嬢さんを独占して、すっかり上機嫌で話し込んでいます。
そしていよいよお開きの時間。残ったお酒は、店主の粋な計らいでジャンケンに勝った人が持ち帰れることになり(太っ腹!)、会場は最後にまたまた大盛り上がり大会です。幸運なことに我が酒材班も「凡愚・大吟醸・氷温貯蔵3年熟成1997」をゲット。戦利品を助手に持たせたヒデさんは、夜風に吹かれながら大満足で会場をあとにしたのでした。

助手からの懺悔じ、実は・・“仕事抜き”の甘い文句のせいですっかり深酒してしまい、あの戦利品の「凡愚」をどこかに置き忘れてしまいました。わぁ〜ゴメンナサイ。)

※なお、この“酒材”は元々掲載する予定ではなかったのですが、あまりに楽しい会だったこともあり、ヒデさんの強い意向で急遽掲載を決定しました。(内緒の取材であった上に戦利品まで失い、女王様をはじめスタッフ全員に、助手がとっちめられたことはいうまでもありません。)

 
近くの山で採れた山菜の天ぷら


タケノコとワカメの煮物


「あんしんきっちん」の女主人もご挨拶。

ふだんお店で出しているお酒がずらり勢揃い。もちろん仕入れは「かどや」さんから。


会もたけなわとなり、お気に入りの一升瓶を抱えて思い思いの席へ移動し始めます。


「SAKE王国見てますよ」とうれしいお言葉。お酒についてもいろいろ詳しくご存じで、ヒデさんともすっかり仲良しになっちゃいました。


「残った分は皆さんで持って帰って下さい」という店主のうれしい言葉を受けて、最後は全員でジャンケンゲーム。我々酒材班も見事に銘酒を一本勝ち取ったのですが・・・。
●出品酒とヒデさんの寸評
 
1.茨木で生まれたお酒「見山」純米吟醸生酒 2000年醸造
「しっかりと酸味が主張された、口中香がフルーティーなフルボディーのお酒でした。」
2.茨木で生まれたお酒「見山」純米吟醸生酒 1998年醸造
「フルーティーな口中香が少し押さえられ喉ごしもスムース、後でどんと旨みが広がります。」
3.「凡愚」大吟醸 自家熟成3年秘蔵酒 1997年醸造
「米の香りがしっかり残りまさに“一粒一粒”味わいたいお酒。ぬる燗でも旨いでしょう。」
4.「天の戸」純米吟醸 無濾過本生 亀の尾仕込み 2000年醸造
「原酒独特のパンチある旨みが、どんと胃の腑におさまる超辛口。」
5.「黒牛」純米酒 無濾過本生原酒 2000年醸造
「クリーミーな味わいのお酒。生原酒でありながら、重さを感じさせない飲みやすさは驚き。」
6.「黒牛」純米吟醸酒 1999年醸造
「酸がやや強く、ボディーがありながらもスムーズな喉ごしの旨口ですね。」
7.「菊御代」美禄 大吟醸酒 1999年醸造
「旨い、きれい、スムーズ。絹ごし豆腐のような上品な大吟醸。」
8.「近つ飛鳥」純米吟醸酒 1999年醸造
「どっしりとした辛口、しっかりした旨みのお酒。冷やし過ぎないで飲りたい一品。」
9.茨木で生まれたお酒「見山」純米吟醸酒 (凍結して出品)
「上澄みは蒸留酒とも見まがう強烈な味。シャーベット状にして飲みやすくなった。氷菓子のようで飲み過ぎに注意。」
特別出品酒「会津娘 純米吟醸酒」
「お米の味(麹本来の香り)のある旨みのあるお酒。“田舎娘印”といった楚々とした感じに好感が持てます。」
番外:琵琶沼寒泉「天の戸」仕込み水

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