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酒材班がゆく!
mini8
「木桶仕込みの日本酒・お話と試飲会」取材記
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■半世紀の空白を経て蘇る木桶仕込みの酒

昔の酒蔵では酒造用具はほとんどが木製で、仕込みや貯蔵も木桶が当たり前でした。やがて高度成長期になり、木桶はホーローや合成樹脂のタンクに取って代わられました。そのおかげで清掃の省力化や微生物管理技術の向上、欠減率(木が酒を吸い込む現象)の低下等の利点が生じ、酒造りは随分と効率化されたのでした。

「しかし、木桶が醸す酒には、ホーロータンクにはない、純米酒や吟醸酒にも優る旨さがあります。〜(中略)〜木桶を通して日本酒の美味しさと日本文化のすばらしさを再発見して下さい。」(案内用チラシより引用)

(見習くん)「木桶仕込みの酒とそうじゃない酒と、そんなに違うのですか?」
(ユーさん)「どーなんでしょうねえ?何かと『昔のものはよかった〜』って言う人もいますからねえ」
(ヒデさん)「いやいや酒は生き物ですからね、面白い味との出会いや発見があるかも知れませんぞ」

という訳で、主催団体である日本酒に親しむ会(JSAC)のご好意で招待券を頂いた3人組は、大阪天満橋のドーンセンターで開かれた「木桶仕込みの日本酒・お話と試飲会」の取材へと出かけました。(ただ公募した3名の特派員のうち、連絡の行き違いがあってご参加頂けたのは2名のみでした。寄稿文は巻末にて)

この日はまず日本酒に親しむ会の主宰・板倉白雨氏の挨拶に続き、木桶製造者代表としてウッドワーク木桶製造の上芝雄史氏、木桶仕込みを手がけた蔵元代表として末廣酒造(福島)商品開発部部長の橿渕正孝氏による講演があり、木桶仕込みがなくなった要因(衛生管理が面倒/水漏れ防止が困難/容量計測が困難他)と、今回復活した経緯などが語られました。続いて南部美人(岩手)五代目蔵元久慈浩介氏からのビデオレターが上映され、木桶の保温力の良さや、造りの時にバニラの香りが生じるなどの興味深いお話がありました。

  会場になったドーンセンター。



今回の主催者、日本酒に親しむ会の主宰・板倉白雨氏。



ウッドワーク木桶製造の上芝雄史氏。


福島県からかけつけていただいた、末廣酒造の橿渕正孝氏。


ビデオレターでの参加の南部美人(岩手)五代目蔵元久慈浩介氏。

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