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酒材班がゆく!
酒材班がゆく mini×mini2 「蔵元体験実習の同窓会!」


一次会の会場となった大阪梅田のフランス料理店「ジャファンス

酒材班vol.16でもお伝えした通り、“杜氏がたった一人で酒造りをする”大阪茨木の中尾酒造で、ヒデさんと助手の二人が二泊三日の蔵元体験実習に参加したのは、まだ冬真っ盛りの1月18〜20日の事でした。
そしてあれから3ヶ月が過ぎた4月19日の夜、今年同蔵で行われた3回の実習参加者による「同窓会」が大阪で開かれ、中尾宏専務兼杜氏と助っ人の木下さん、コーディネーターを務められたSSI役員の門田さん、そして実習生8人の計11名が、あの“キツかった”三日間を振り返りつつ楽しいひとときを過ごしました。

本格派のフレンチをお箸で。このカジュアルさがGOODでした。

実習初日にコーディネーターの門田さんが、「数ある実習先の中でココは間違いなく一番しんどいです。でもココで実習を経験されたら蔵人になれますヨ」と冗談半分に話された程、本気モードの実習で有名なのが中尾酒造。当の中尾さんもこの日、「今やから言えますが、皆さんホンマにしんどかったと思います。正直な所『素人の方にどこまでやって頂くべきか』と悩んだ事もあります。でも安くはない参加費を頂く以上、それに見合う内容でなければかえって申し訳ないと、全工程をありのままに体験して頂いた訳なんです。だから皆さんと今日こうしてお会いできるのがホンマにうれしいんですわ」と率直に話され、実習生一同「うんうん」と深くうなずいた次第。

   
同窓生と談笑する中尾専務。もちろんテーブルの真ん中には「龍泉」が。 酒造りの頃とは打って変わって見事なヒゲ面となった中尾専務 コーディネーターを務められたSSI役員の門田さん。実は会場となった「ジャファンス」のオーナーでもあります。

中尾酒造の「凡愚」の風味を生かした特製デザート「クレーム・ド・ブリュレ凡愚仕立て」
さて一同にとって最も気がかりだったのが、自分たちが関わった今年の酒のでき具合ですが、中尾さんの口振りではどうやら納得のいく佳い酒ができた様子。ただ予想外に春の訪れが早く、搾りのスケジュール調整が大変だったようで、「例年なら搾りが終わった頃、のんびり散歩でもしながら『エエ桜やなあ」なんて眺めてたのに、今年は搾りの最中に桜が咲き始めたのでちょっとバタバタしました」

二次会の後で記念写真。この後半数以上の人が中尾酒造にご宿泊!
この日の“同窓生”は、同じ日程での参加者以外はほぼ初対面同士。ガラス瓶メーカーのデザイナー、大手ゼネコンの社員、一部上場企業の役員、大手酒蔵の人事担当者など全く異なる分野の人達ばかりでしたが、そこは“同じ釜の飯”ならぬ“同じ蔵の酒”を共に造った者同士。自己紹介もそこそこに、ホントあっという間に打ち解けちゃいました。
その証拠に全員が二次会に参加したのはもちろん、「よかったら泊まりに来て下さい」との中尾さんのお言葉に甘え、半数以上の方々が“遠慮なく”蔵へ押し掛ける事に。酒材班は後ろ髪を引かれつつ二次会で引き上げましたが、さぞかし夜通し盛り上がったことでしょう。