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恒例の「灘の酒大学」も今年で第5期へ突入。今期も競争率3倍強の狭き門をくぐり抜けた日本酒好き60名が集い、9月25日に白鶴酒造資料館(神戸市東灘区)にて入学式と第1回講義が行われました。
全7回の講義と丹波杜氏の里への修学旅行(自由参加)で構成されるこの酒大学。テーマはマーケティング、史学から家政学まで多岐にわたり、内容もかなり本格的。毎回前半は講義、後半はきき酒となっており、全回のきき酒で総合的に優秀な成績を収めた受講生には、「大吟醸」などの学位が贈られることになっており、遊び心も満点です。
さて、第1回のこの日のテーマは「新製品の開発秘話」、講師は白鶴酒造研究開発室長で工学博士でもある西村顕氏です。最初に醸造の仕組みについて簡単な説明があった後、平成4年の発売以来、日本で一番売れている純米酒として名高い「淡麗純米」などを題材にした講義を、ビデオプロジェクターとパワーポイント(プレゼンテーション用ソフト)を駆使して視覚的に展開。当時の市場背景から開発コンセプト、リサーチ結果、技術上の課題、ネーミング、パッケージングなど、内容は大学の名に恥じないかなりディープなレベルでした。
そして後半は二手に分かれ、館内見学ときき酒の実技が行われました。館内見学では、講師の西村氏が引き続きガイド役となって学生を先導。リアルに展示された昔の酒造りの道具を前に、新人時代の自らの思い出話などを織り込みながら酒造りのポイントを解説されていました。
また一方のきき酒実技は、原酒/大吟醸酒/低アルコール酒/純米酒の4種類。ブラインド方式によるきき当てテストでしたが、ほとんどの皆さんにとっては初めてのきき酒実技とあって、笑顔の合間にのぞく不安げな表情が印象的でした。
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| 「さ、さっ、がんばって当てて下さい」 |
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「きき酒って案外むずかしいわね」 |
帰り際には手土産のお酒が大小1本ずつ。ヒデさんと助手がゲットしたお酒は、皆さんにプレゼントとして提供致します。
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校長の高橋東灘区長のごあいさつ

酒大学協賛酒蔵の関係者がごあいさつ

講師の白鶴酒造・西村研究開発室長

プロジェクターを使い、講義も本格的

きき酒は4種類のブラインド方式

館内見学の一コマ |