◆試飲はたっぷり。各蔵の熱意がビンビンと


会場を一回りしてみると、焼きほたて貝やさざえの壷焼き、焼鳥といった“日本酒の友”が手頃なお値段で販売されている他、丹波立杭焼の展示即売テントあり、NTTの協力による「マルチメディア展」あり、酒蔵の歴史・醸造工程を説明したパネル展ありと盛りだくさん。お子様向けの定番ヨーヨー釣りなども結構賑わっています。

会場のメインゲートから東側を眺めると、はね釣瓶のある一風変わった真新しい庭園が目に飛び込んできます。これは「大関」「白鹿」「白鷹」の三つのメーカーが、それぞれの宮水井戸の一部を提供して完成させた「宮水庭園」であり、夜間はライトアップされてとてもキレイだそうです。

さて、各蔵のテントではそれぞれが自慢の銘酒を出展即売する傍ら、気軽に立ち寄れる試飲コーナーを設置。訪れる人々に「どうぞどうぞ」とグラスを手渡しています。
よしっ酒材班としては望むところ、「この際全部総なめしてタダ酒を堪能してやるゾ」とばかりに、右端のテントから順に試飲して回ることにしました。
ところが各蔵とも試飲コーナーには並々ならぬ熱意で臨んでおり、目線が合うとすぐにグラスを差し出したっぷりと注いでくれる。「イヤちょっとでいいですから・・・」と遠慮がちな当方に対し、「こんなちょっとじゃウチの酒の旨さはわからんよ」と言わんばかりの気前の良さ。おまけにこちらの満足度をさりげなくうかがう視線を真横に感じるせいか、つい快調なピッチでグイグイ空けてしまうからさあ大変。秋の日差しを浴びながら、飲み頃に冷えた生酒、大吟醸、本醸造、原酒の数々をアテも食べずにはしご酒しているうちに、遂に8つ目のテントあたりで無念のリタイア!

土曜の昼下がり、日焼けと酒で真っ赤になった顔をさらしながら、プレゼント用の銘酒をぶら下げフラフラと家路に向かう酒材班の面々でありました。


「酒材班がゆく」第5回、いかがでしたでしょうか。
SAKE王国では機会があれば、いつでも(可能なかぎり)、このような取材にゆきたいと考えています。おたのしみに。また、今回の取材についてのご感想や、「こんな所を取材して欲しい」といったご意見、ご希望等ございましたら、「SAKE王国酒材班」まで、
E-mail:sake@tpk.toppan.co.jpください。お待ちしています。

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