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「全国新酒鑑評会&前夜祭 in 広島」取材記 PAGE3

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■SAKE王国酒材班、報道陣扱いで堂々記者会見場へ。
国税庁醸造研究所 一夜明けた5月14日、今年の金賞受賞酒をこの舌で味わうべく、我々酒材班は一路、東広島市にある国税庁醸造研究所へと向かいます。
 全国新酒鑑評会は、明治44年の第1回以来今年で87回目。かつては東京・滝野川の醸造試験所で行われていましたが、平成7年に同試験所が東広島市へ移転し醸造研究所と改称、翌年よりこの地で開催されるようになってから今年で4回目となります。
 「その年に製造された清酒の品質を全国的な規模で調査・鑑評することにより、製造技術の現状と品質の動向を把握し、もって清酒の品質向上に寄与すること(プレス資料より)を目的とする全国新酒鑑評会は、現在全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、技術と品質の向上に大きな役割を果たしています。ちなみに地方レベルでは、全国11の国税局**でそれぞれの新酒鑑評会が独自に開催されています。

 さて午前9時30分きっかりに研究所へ到着した我々は、プレス登録の受付を済ませた後、係の方に案内され記者会見の会場へ。ちょうど酒類理化学研究室長・岡崎直人氏から平成10酒造年度の総評が発表されるところでした。以下その概要を、SAKE王国流にアレンジしてご紹介しましょう。
 
**東京/関東信越/大阪/札幌/仙台/名古屋/金沢/広島/高松/福岡/熊本の11局

一般受付
一般受付。白衣を着た人々の姿が改めて研究所であることを思い起こさせてくれます

手荷物預かり所
手荷物預かり所もあるし食堂もあるし、至れり尽くせり


「平成10酒造年度は…高級酒の仕込にとって比較的恵まれた年であり、製造は概ね順調に推移した」
  \(^◇^)/:お役所的表現ですが、要するに旨い吟醸酒を造るには良い年だったヨ〜、ということですね。
「香りは、酵母の性質を反映してフルーティーで、上立ち香が華やかなものから、穏やかな芳香が口中香として広がるものまでバラエティ豊かであるが、例年に比べて香りの穏やかなものが多かった」
  \(^◇^)/:いろんなタイプの香りがあったけど全体にややおとなしい、って感じッスか。
「味についても、酵母による有機酸生成の多様性から、淡麗で軽快なものから濃醇で重厚さを感じるものまで、一層の広がりを増していた…」
  \(^◇^)/:酵母が色々増えたおかげで、すっきり系からしっかり系まで楽しみが広がったよん、ってことでしょう
「味の濃淡に拘わらず香りと味とのバランスが良く調和し、上品な甘さと旨味が口中に広がり、しかも後味のスッキリした吟醸酒としての品格があるものが高い評価を得ている」
  \(^◇^)/:・・・ということデス。
記者会見

記者会見ではディテールに踏み込んだ質疑応答が活発に行われました
 総評発表後の質疑応答では、マスコミや業界紙の記者らしき方々に混じって、日本酒に関する数々の著書で知られる評論家の篠田次郎氏、山本祥一朗氏がディープな質問や意見を述べておられました。もちろん我々素人の出る幕などなく、唯々やりとりを拝聴するばかり。何せ両氏を含めた数人は、とっくに記者会見前に主な銘柄のきき酒を済ませているんですから、我々とは真剣味が違います。
 まあ何はともあれ、次はいよいよきき酒タイムであります。
  岡崎直人・酒類理化学研究室長
総評を述べられた岡崎直人・酒類理化学研究室長

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