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「全国新酒鑑評会&前夜祭 in 広島」取材記 PAGE5

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■佳き酒と出会い、良き人達と出逢う。来年も来たいなあ。
 最後の金賞酒をきき終えたのが午後2時前、気が付けば人影はもうまばらです。一般公開の終了時刻までまだ1時間程あるため、しばらく場内をうろうろ歩き回っていると、味の違いを心おきなく確かめながらきき酒をしている人達の姿が目を引きます。
 そのうちの一人、「美濃天狗」林酒造(株)製造部の高尾剛さんは、社会人野球の名門チームの選手から酒造りの世界へ転身した異色組。「どうしても酒造りがしたくなって・・・今年は出品してませんが、来年か再来年にはぜひ賞を取りたい」と、力強く語ってくれました。
 しばらくすると、今度は年輩の男性と青年の2人組。鳥取「山陰東郷」福羅酒造(有)の福羅泰弘社長と息子さんでした。他社の傾向を調査しつつ、跡継ぎ教育も兼ねているのでしょうね。昨年、今年と2年連続の金賞に輝いています。
午後2時すぎの2F会場   菊姫
午後2時すぎの2F会場。
ゆっくりきき酒できるし、
人気銘柄も十分残っているし、
これは狙い目だい!
  1Fで品切れだった「菊姫」も
しっかり飲んじゃいました

 2Fへ足を運ぶと一段と人影は少なく、1Fで品切れ(?)だった「菊姫」「〆張鶴」「雪中梅」などの人気銘柄も十分残っているではありませんか(何とラッキーな・・・)。3メートル近辺には誰もいないことだし、思わず立て続けに口の中に流し込みます(吐き出すなんて、とてもできやしませんぜ)。
 さて上機嫌で飲み漁っていると、この場にそぐわない可憐な女性が真剣な眼差しできき酒をしている姿に出会い、酔った勢いで思わず話しかけちゃいました。福井「黒龍」黒龍酒造(株)の大野曜子さん。ピカピカの社会人一年生で、同期の社員と一緒に勉強のためにやって来たとのこと。所属が醸造部ということは、いずれ酒造りに携わるのでしょうね。頑張っていい酒造って下さいネ。
 とあれこれ取材しているうちに時間は午後3時、一般公開きき酒も終了です。
 締めのお酒として「雪中梅」をなみなみとカップに注ぎ、ちびちびやりながら会場を後にする酒材班でありました。おしまい。

最後に、「来年は醸造研究所できき酒したい!」という人のためにアドバイス。

  • 2Fの会場が狙い目
    (1Fで品切れの人気銘柄が結構残ってました)

  • 出かけるなら午後
    (午前中のあの行列は何だったんだ、という位空いてます)

  • 地方局回りも忘れずに
    (「越乃寒梅」「十四代」「香露」など今回惜しくも入賞を逃した人気銘柄がゆっくり堪能できました。)
越の寒梅   十四代


という訳で、皆さんも機会があればぜひ一度お出かけ下さい。

  林酒造の高尾剛さん
社会人野球の世界から酒造りの現場へ転身した、林酒造の高尾剛さん

福羅酒造の福羅社長と息子さん
「山陰東郷」福羅酒造の福羅社長(中央)と息子さん(右)

大野曜子さん
福井の銘酒「黒龍」の明日を支える(ガンバレ)、大野曜子さん

第一会場
地方局の出品酒が展示された第一会場

酒材班お気に入りの富山「勝駒」
惜しくも入賞を逃したものの、酒材班お気に入りの富山「勝駒」

第二会場
関東信越局管内酒が並ぶ第二会場

無料のリムジンバス
帰りは無料のリムジンバスで「東広島」駅まで

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