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のもう、のもう、わたしはのんべ〜。おさけがだいすき〜。どんどんのもう〜。
vol.6 日本酒醸造実習・体験ルポ

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うまいっ!この酒が旨いとか、あの酒の造りがどうとか、自らを含め
ちまたの俗人は実に好き勝手なことを申します。

もちろん酒を心より愛する者同士であれば、
酒の評価は大いにやるべし。
談論風発によって酒席が盛り上がるのみならず、新たな酒を知る機会が生まれる、という余録も時にはございます。

ただかねてより、酒の良し悪しを語るには酒造りについても知っておくべきではないか、と考えていたところに飛び込んできたのが、
醸造工程の主な流れを二日で体験できるというありがたいお話。

SAKE王国酒材班としては「これは行かずばなるまい」と、勇躍でかけたのでありました。
(協力:菊正宗酒造株式会社)


◆一泊二日で酒造りのエッセンスをみっちり体験

それぞれプロ今回体験取材させていただいたのは、“辛口の灘酒”でおなじみの菊正宗で行われた「醸造実習研修会」。灘伝統の寒造りも山場を迎える、2月初旬のことであります。

この実習は同社が得意先研修の一環として実施しているもので、酒造工程の講義・工場見学・きき酒実習・醸造実習・杜氏との座談会など、盛り沢山の内容を一泊二日でみっちり体験・実習できる研修会です。

“寒中の早朝作業がありますので・・・体調には十分ご注意ください”と書かれた案内状にかすかな緊張を覚えつつ、午後1時に指定の研修会場へ集合。
参加者は8名で、顔ぶれは酒蔵や卸・酒販店の各営業マン、酒類専門店の店長など売り手のプロがほとんど。いずれも「オレは酒にうるさいぜ」と、はっきり顔に描いてありました。

壜詰工場各自自己紹介の後、壜詰工場を見学。
ついで西宮の宮水井戸場へと向かい、水を管理している方のお話を伺いました。
宮水井戸場工場地帯の中心にある東西500m、南北1kmのごく限られた地域に湧き出る水脈を、涸渇させることなく保全するのがいかに神経を使うことか。
酒造りを支える苦労は、こんなところにもあったのですね。
ちなみに宮水を“きき水”してみたところ、微かに水草か磯のような香りがし(クロール(注)分が多いためか)、口に含むとまろやかでありました。
 注クロール(塩素イオン) 麹からの酵素の溶出を助ける作用がある。


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